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アニメ『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』第8話 感想【モブキャラがヒロインを助けたツケが、思わぬ形で返ってくる】

 

前回で学園祭も終わりましたが、「THE 悪役令嬢」なステファニーが毎回大暴れして、リオンとオリヴィア、アンジェリカの仲を引っ搔き回してしまいました。

 

カーラの依頼を引き受け、リオンはウェイン家へと向かいます。今回も何やら波乱の予感です。

 

#08 こっちも遊びじゃねえんだよ あらすじ

カーラからの依頼で、空賊を倒すためにウェイン家へと向かうリオンたち。

 

オリヴィアも同行したのですが、元気がありません。

 

「アンジェリカと仲直りできなかったんだな」と思ったリオンですが、それだけではなく、オリヴィアの悩みはリオンにも大きく関係していることなのでした。

 

 

依頼・空賊退治

この乙女ゲームを何度もクリアしているリオンにとっては、カーラからの依頼が嘘なのも黒幕がステファニーなのも最初から分かっていたのです。

 

すべて知ったうえで、カーラの依頼を引き受けたリオン。

 

本当は、この依頼はゲームのヒロインであるオリヴィアが解決すべきものなのですが。

 

ブラッド&グレッグ

カーラからの要請で空賊退治に来た人物があと2人。ブラッドグレッグです。

リオンと決闘した2人ですが、カードゲームまでして後腐れなく仲良しですね。

 

しかし、突然、空賊が奇襲を仕掛けてきます。何をすればいいのか分からないブラッドとグレッグ。

 

目の前で繰り広げられるリオンと空賊の決死の戦いに、自分たちの戦いが命を懸けていない、ただのお遊びだったことを思い知ります。

2人は決闘した時のように、正々堂々なんて甘いことを言ってられない世界だと理解しました。2人には、成長の兆しが見えたかもしれませんね。

 

 

他のイケメン組はというと、ユリウス他2名は家に呼び戻されたようです。

 

ユリウスの母・ミレーヌがユリウスに伝えたかったのは、「学生気分のまま空賊退治なんて行ってはいけない、そんなことしたら死んでしまう」ということだったのかも。

 

それにしても、ミレーヌ王妃は可愛くて息子思いで素敵で、それでいて可愛いですね~。リオンの名前を聞いただけで、顔を赤らめて、ときめいちゃうとか可愛すぎる!

 

ステファニー

ここで新たな事実が判明します。今回の黒幕であるオフリー伯爵令嬢・ステファニーはブラッドの元婚約者なのでした。

 

破棄されたことを実は恨んでいて、ブラッドが空賊に襲われるように一緒に連れて行ったのでしょうか。

 

ここで不思議なのは、ステファニーもクラリスも元婚約者を恨んでも、婚約者を奪ったマリエには復讐しないんですよね。

 

それと、アンジェリカとステファニーは、同じように婚約破棄されて同じ立場のはずなのに、なぜアンジェリカに「あんたは終わったのよ!」なんて言うのか。

 

自分だって婚約破棄されたのに、ステファニーの気持ちは理解するのが難しいです。

アンジェリカに殴られた傷が痛々しいステファニー。ケガしても挑発をやめないのは、ただの無鉄砲の考えなしなのか、それとも何か理由があるのでしょうか?

 

ウェイン家終了

リオンが空賊を一掃したことで、嘘が早々にバレて、皆から問い詰められたカーラ

 

カーラは空賊はグルでこちらで用意したこと黒幕がステファニーであることを告白して、ウェイン家編はパパッと解決! したように思えたのですが…。

 

ヒロインを助けた代償

これまで、学園の貴族の生徒たちに「あなたは平民だから」と差別的なことを散々言われ続け、すっかり自信を無くしてしまったオリヴィア

 

さらに、リオンが乙女ゲームで起こるイベントを先に解決していってしまったことで、オリヴィアの成長の芽を摘んでしまっていたのです

同時に「平民」と罵られ続けたことで、オリヴィアは自己肯定力をすっかり失ってしまいました

 

ステファニーの悪意ある言葉の攻撃によって、「リオンとアンジェリカは、平民の自分にどうして優しくしてくれるのだろう」という、オリヴィアの小さな小さな疑問が大きく膨らみ始めます

 

ステファニーから言われた、愛玩動物(ペット)」「体目当て」が真実であるかもと2人への疑念がぬぐえなくなり、ついに、リオンに、、、ぶつけます

 

「体目当てではない」とリオンが即否定した時の、オリヴィアの「私なんて可愛くないし」と悲しむ姿は本当に切ないです。

 

リオンに少なからず、好意を抱いているオリヴィアにとって、それまで否定されてしまったら、もう愛玩動物」しか残らず平民、人間としての尊厳さえも奪われてしまったと思ったのかもしれません。悲しい。

 

まとめ

オリヴィアの口から「体目当て」なんて言葉、聞きたくなかった。あぁ~~~、早く解決してほしいですねぇ。

 

人間って、追いつめられると物事を1か0でしか考えられなくなりますからね。オリヴィアには別の見方もしてほしい。

 

学園では、ステファニーによって落書きされ、滅茶苦茶になったオリヴィアの部屋を見てしまったアンジェリカが、怒り、動き始めたようです。

 

来週には3人が笑っていてくれることを切に願います

 

 

 

次の第9話はこちらから。

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前話の第7話はこちらから。

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恋は世界征服のあとで【恋の前には、正義と悪なんて関係ないっ‼絶対にバレてはいけない2人の秘密の恋】アニメ感想

 

皆さんは、ヒーロー戦隊モノって見たことがありますか?

 

「子供のころ見たことがある。」「今も見ている。」「まったく見たことがない」と様々だと思います。

 

ヒーロー戦隊ものには、必ず正義と悪が存在します。では、もしも、この敵対する組織同士の中に付き合っている2人がいたとしたら…。

 

『恋は世界征服のあとで』はそんなお話です。

 

『恋は世界征服のあとで』とは

『恋は世界征服のあとで』は、「月間少年マガジン」で連載されていた野田宏さん原作若松卓宏さん作画の漫画です。略称は「恋せか」

 

2022年、4月にアニメ化されました。監督は、いわたかずやさん。アニメーション制作は、project No.9

 

あらすじ

正義のヒーロー・レッドジェラードと世界征服をもくろむ悪の組織の死神王女

 

正義と悪という、正反対の相容れない2人ですが、実はこの2人、付き合っているのです。

 

敵対している2人が付き合っているということは、仲間にも敵にも一般人にも、絶対にバレてはならないのです。

 

登場人物

相川不動(あいかわふどう)

氷結戦隊ジェラート5のリーダー・レッドジェラート

 

筋トレ大好きで、いつも体を鍛えている高校生。恋愛ごとには疎く、美咲(イエロージェラート)にデートの心得を聞くことも。

デス美のために、苦手なスマホを覚えたりと、変わろうと努力しています。

 

デス美が可愛くて仕方ないときに、俳句のように出てしまう可愛いさよは、だんだんと癖になること間違いなしです。

 

禍原デス美(まがはらですみ)

秘密結社ゲッコーのゲッコー王女シリーズ・死神王女。その人間離れした身体能力から、ゲッコーでは怪物のような扱いを受け、恐れられています。

 

しかし、本当のデス美は、ネイルもしたいし、おしゃれもしたい、恋もしたい高校生の女の子。ヘル子という猫を寮で飼っています。

不動が他の女の子といると、不動のことを信じているから大丈夫と思いつつ、それでもヤキモチを妬いてしまう姿は切なくて、けなげでそれでいて可愛らしいです。

 

戦場は2人の逢瀬

正義と悪がぶつかり合い、ヒーローと怪人が死闘を繰り広げている片隅で、不動とデス美は隠れてコソコソと逢瀬を楽しみます。

 

時には手作りのお弁当を持ってきて、時には皆を巻き込んで遊園地や海でデート

 

戦いがなく、会えない日々が続くと、痺れを切らして敵陣に乗り込んでしまうことも。2人の恋を邪魔することは、正義にも悪にもできないのです。

 

見ているこっちはバレるんじゃないかと、ちょっとハラハラしますが、それがまた楽しいんですよね。

 

正義と悪

氷結戦隊ジェラート

世界征服を企む悪の組織ゲッコーと、日夜戦っているヒーロー戦隊。

リーダーの相川不動(レッドジェラート、イケメンの王子野隼人(ブルージェラート、ムードメーカーの宮司美咲(イエロージェラート、新人の有栖川ハル(ピンクジェラート、空手の達人の轟大吾(グリーンジェラートの5人。

 

総司令は、科学者のビッグジェラート博士。武器開発を行っていてキングジェラートロボという12体合体のロボを作る構想があるらしい。

 

悪の秘密結社ゲッコー

首領のボスラー総統率いる悪の組織。人の負の感情=ネガティブエネルギーを集めて、新たな怪人をつくりだし、世界征服を目論んでいます。

クマさんチームやライオンさんチームなど、6つの部隊があり、それぞれに統括リーダーの怪人、サブリーダーにゲッコー王女シリーズ、その下に月光兵がいます。

 

成績はぶっちぎりで、クマさんチームが優秀。悪の組織だけど、会議の会話を聞いていると、みんな素直で楽しそうな職場です。

 

アニメを盛り上げる光とサウンド

アニメを見ていて気になるのは、光の表現とサウンド

 

月夜の光、夕暮れ、真夏の海の太陽と、それぞれに合わせた光の表現が、アニメを引き立てて、見るものを引き寄せます。

 

サウンドは、アコースティックギターやピアノ、クラシックや戦隊ものっぽい音楽など、その場面に合わせて種類豊富で、おしゃれなサウンドが多いです。

 

オープニング「恋はエクスプロージョン(feat.田村ゆかり)」

オープニングを歌っているのはオーイシマサヨシさんと、声優の田村ゆかりさんです。

 

どっか~んが印象的。


www.youtube.com

最初は別々に歌っていて余所余所しい2人なのに、35秒あたりからハモり始めます。

 

それが付き合い出して、息が合い始めた不動とデス美のようで、『恋は世界征服のあとで』にぴったりの楽曲です。

 

感想

不動とデス美は、2人とも常人でない強さを持っています。

 

その強さゆえに、デス美はゲッコーでは女の子として扱われず、畏怖の対象となって、皆に性格まで恐ろしい女と勘違いされているのです。

 

そんなデス美の本当の姿に気付き、デス美という女の子を理解し好きになったのが、いつも戦っていた不動だったのですね。

 

逆に、不動がデートで失敗しても、嫌うどころか一緒に楽しんでしまうデス美も、不動を心から理解しています。

 

2人は本当の意味でのベストカップです。

 

アニメ『恋は世界征服のあとで』を見ると、2人の関係を応援せずにはいられなくなること間違いなしです。まだ見ていない方は、ぜひこの機会にご覧ください。

 

 

 

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漫画『異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。』感想【おすすめ】

 

まず、タイトルを書いてみると、長くて驚きました。よ、46文字!?

 

このタイトルを読んだとき、「異世界なのに、現代っぽいブックカフェってどういうことなの?」となったのですが、そんな最初の疑問を忘れるほど、面白い漫画でした。

 

タイトルが、漫画の内容をほとんど説明しているのですが、とても楽しい作品だったので、私からも説明させてください。

 

 

※この感想は個人的な感想の他に様々なレビューを参考にして書いています。

 

漫画『異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。』とは

 

小説投稿サイトで、和泉杏花さんが書かれた小説をコミック化したものです。

 

シリーズ構成を近江谷さん、作画は桜田霊子さんが担当されています。

 

あらすじ

水森月奈は目を覚ますと、異世界転移していて、「神」を名乗る謎の球体から別の世界に行ってほしいと言われます。

 

しかし、「アラサー女子の私に、世界を救うなんて無理がある」と月奈は乗り気でありません。

 

断固拒否する月奈。

 

どーしても行ってほしい神は異世界にいるだけでいいから」とお願いし、交渉に交渉を重ね、月奈に能力をたっぷりとサービスして、どうにか転移させるのでした。

 

月奈は、街から少し離れた場所にブックカフェをオープン

 

読書を1人楽しむ月奈の店に、1人の男性が訪れます―

 

 

主な登場人物

水森月奈(ツキナ)

大国「オセル」異世界転移した33歳のアラサー女子。異世界ではツキナと名乗り、救世主だということは隠しています。

 

読書と料理が大好きで、本を読むときは眼鏡を装着。神からたくさんの能力をもらっていて、魔力も多く、食料も家具も自由自在に取り出せます。

 

ソウェイル(イル)

ツキナのブックカフェに訪れた最初のお客さん。大国「オセル」の騎士団長愛称はイル

 

ツキナと同じ本好きで、本の趣味も合い、ブックカフェに通いつめて親しくなります。

 

真面目で、見合いも断るほど騎士の仕事に従事していましたが、ツキナと出会ったことで心境に変化が―

 

 

まったりブックカフェ、でも異世界モノ

ここまでだと、ただの楽しいブックカフェのお話のようですが、ここは異世界

 

当たり前のように、恐ろしい魔獣がいて襲ってくるし、魔法の暴発なんて恐ろしいことも。

 

実は、他にも救世主がいて、何やら問題がありそうなのです。

 

 

感想

原作・構成・作画と分担され、それぞれ隙なくしっかりとしていて、とても読みやすかったでした。

 

ツキナが、頬を赤らめてほんわかした顔がたまらなく可愛いです。イルを含めた男性たちもキリッと格好よく、背景も細かい部分まで描き込まれいるので、読み進めていくのが楽しみでした。

異世界モノでよくある、勇者や救世主になった主人公のやったるぜ!感はなく、しっとりとした大人な転生モノです。

 

もちろん、ツキナは、いろいろな問題に巻き込まれてしまいます。

 

「世界を救うなんて無理」と言っていたツキナにも、少しずつ変化が訪れます。ツキナが否が応でも、救世主だということを自覚し、苦悩する描写は心が震えました。

 

そんなツキナと、優しく支えてくれるイルの落ち着いた関係は甘すぎず、とても好ましかったです。

 

本好きの夢が詰まった作品です。本が汚れない魔法に、おいしい食事など、至れり尽くせりなブックカフェに私も行ってみたいと思いました。

 

 

 

まったりした作品のおすすめです。

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アニメ『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』第7話 感想【婚約破棄されてグレた悪役令嬢が可愛い!それと、バイクレース】

 

前回から、楽しい学園祭が始まりました。

 

オリヴィアとアンジェリカのメイド服姿に癒され、優しい王妃様にプロポーズしてしまったリオン。

 

しかし、楽しいことばかりでなく、意地悪な伯爵令嬢まで登場し、さらには、カーラという謎の女生徒まで現れます。

 

何やら波乱の予感。

 

#07 同じイケメン嫌い あらすじ

カーラからウェイン家を救ってほしい、という依頼を引き受けたリオン。

 

一方、すっかり仲良くなったオリヴィアとアンジェリカでしたが、意地悪な伯爵令嬢によって貴族と平民の違いを思い知らされ、2人の間には溝ができてしまいます。

 

学園祭最終日。バイクレース賭博で大勝ちを狙うリオン。しかし―。

 

 

バイクレース

オープニングテーマで流れる、1分すぎあたりの乗り物の映像は、バイクレースだったんですね。バイクレースでも、空飛ぶバイクレースで、ゲームっぽい。乙女ゲーっぽくはないかもですが。

 

バイクレースに出場するのはリオンではなく、攻略対象者の1人のジルクです。

 

リオンはレース賭博に集中。ルクシオンの情報を駆使して、大儲けを狙っているようですね。チートすぎる。

 

レースの優勝候補は、ジルクともう1人、3年のダン先輩。一体どうなるのでしょうか?

 

リオンとマリエ

賭博で大儲けを狙うリオンとは対照的に、地道に稼ぐ道を選んだマリエ。

 

どうやらマリエは、前世で賭け事にトラウマがあるようです。それでも、ジルクの優勝賞金を狙っているあたり、がめつい。

リオンとマリエは、意地の悪さやお金へのがめつさ、2人とも転生者だとか、共通点が多く何か似てますね。何でこんなに似ているのでしょう。

 

ただ、マリエは相手(特に女性)にすごまれると慌てるあたり、割と小心者なのかもしれません。

 

令嬢クラリスの復讐

バイクレースは、ジルクが順調に勝ち進むのかと思えましたが、まさかの復讐劇が勃発しました。

 

復讐者は、美しいクラリス・フィア・アトリーという伯爵令嬢。ジルクの元婚約者さんです。

クラリスかわいい

いやー、クラリス可愛いですよね。お嬢様なのにヤンキーみたいにグレちゃって、かわいい。

 

グレた理由も、ジルクに手紙一通で婚約破棄されて会いに来てくれなかったからとか、か、可愛すぎるっ!

 

グレる前の、可愛らしい清純そうなお嬢様のクラリスも、この女尊男卑の世界の女性とすると優しそうだし、クラリスをフッたジルクの気が知れません。

 

まあ、グレたクラリスが見られたのは、ジルクが婚約破棄したおかげですし、それでよかったということにしておきましょう。

 

 

リオンとダン先輩

クラリスの手の者の妨害行為で、ジルクはレース中に負傷してしまいます。ひどいフリ方したんだから仕方ないよねと、可哀想とも特に思わなかったのは不思議です。

しかし、マリエからの要望(命令)で、ジルクの代わりに、なぜだかリオンが出場することになりました。

 

レースでは、ルクシオンのチート炸裂で優勝候補のダン先輩と一騎打ち。結果は・・・優勝。

 

今回の第7話のタイトルの「同じイケメン嫌い」は、リオンとダン先輩の共通点「イケメン嫌い」から。

 

良い先輩そうですし、ダン先輩とリオンは気が合いそうです。先輩はクラリスのことを想っていて、精神まで男前ですごくかっこよかったでした。

 

 

リオンの要求

そして今回も、リオンがやってくれました。

 

ジルクの代わりに優勝して賞金を獲ったリオンが、代わりに出場してあげた借りとして要求したのは、元婚約者のクラリスに会って謝ること

リオンってば、傷ついた女の子にとっても優しい。周囲にはいつも悪態ついてますけど、隠れイケメンですよね。

 

これにて、バイクレースは終了。ハッピーエンドの第7話かと思いきや、実はレースの裏である問題が起きていました。

 

修羅場

アンジェリカと、前回登場した意地悪な伯爵令嬢・ステファニーとの争いが、起きていたのです。

 

2人の争いを止めようとしたオリヴィアでしたが、ステファニーから「平民」のオリヴィアに辛辣な言葉が浴びせられます。

 

その上、アンジェリカも過去に平民に対して、差別的だったという疑惑まで出てきて、ドロドロした展開になってきましたよ。

 

2人が今まで触れないでいた、身分の違いという闇を、まざまざと見せられた形です。

 

アンジェリカは、今までの自分の行いを振り返ると、平民に対する差別的な気持ちなどないと断言できず、言葉に詰まり、その振る舞いがオリヴィアに疑心を生むという悪循環

 

うーん、早く仲直りしてほしい。前回まで、百合百合していた2人とは思えないほど、悲痛です。

 

挑発してきたステファニーに、怒り心頭のアンジェリカは、ついには取っ組み合いの喧嘩を始めます。

あなたたち、本当に公爵令嬢と伯爵令嬢か。女尊男卑の世界は半端ないです。

 

 

まとめ

学園祭はこれで終了みたいです。

 

優勝して大金を手にしたリオンと、身分の差で悩みあうオリヴィア&アンジェリカで明暗がはっきりと分かれたお話でしたね。

 

早くオリヴィアとアンジェリカが仲直りすればいいのですが。

 

平民の話になると、アンジェリカが言葉を詰まらせてしまって、オリヴィアに本当は何を言おうとしているのか、早く知りたいところです。

 

7話のラストでオリヴィアに忍び寄るカーラの動向も気になります。これ以上、こじらせることにはなりませんように。

 

それでは、次の第8話を楽しみに待ちましょう。

 

 

 

次の第8話はこちらから

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琴浦さん【人の心が読めるJK琴浦さん。ギャグ漫画なんだけどちょっと怖いと思う人も…】アニメ感想

 

もし、人の心が読めたら、あなたはどうしますか?

 

人の心が読めるなんて気持ち悪い、と嫌がりますか。それとも「ラッキー♪」と存分に利用しますか?

 

この琴浦さんを読むと、少しだけそんな疑似体験をできるかもしれません。

 

 

琴浦さんとは

琴浦さん」とは、ウェブコミック掲載サイト「マンガごっちゃ」で掲載されていた、えのきづさんによる漫画です。主に4コマ漫画です。

 

えのきづさんによると、コミックマーケットで担当の方に声をかけられ、「琴浦さん」の商業出版に至ったのだそうです。

 

2013年にはアニメ化もされました。中島愛さんが歌うOPの「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」は、なかなか強烈な曲ので、興味がある方はぜひ聴いてみてください。

 

あらすじ

翠ヶ丘高校に転校してきた琴浦春香人の心が読める高校生の女の子。

 

しかし、人が話しているのか、心の声なのか区別がつかず、周囲の人間とのトラブルが絶えません。人と仲良くなることを諦めていた琴浦さん

 

そんな彼女の隣の席の真鍋義久は心が読めるなんてと、かかわらないようにしていました。

でも、なぜだか気になって、試しに琴浦さんのちょっとエロスな妄想をしてみると―。

 

そんな2人の出会いから始まった、オカルトだけどコミカルで、ちょっと怖い。でも、続きが気になるそんなお話です。

 

 

琴浦さんの魅力

琴浦さんは、心が読めるせいで誤解されることが多く、悲しい思いをしてきた暗い闇の部分と、元々のとっても明るい女の子の部分が混在しています。

 

今回は、明るい部分について触れていきましょう。

 

可愛さ

まず、目がいくのは琴浦さん小動物のような可愛さです。

 

真鍋にエロスな妄想をされて、心を読めるがゆえに、顔を赤らめて「やめて~~~~っ」とプンプン起こる琴浦さんは、ついニヤニヤして見てしまいます。

ちょっとドジっ子で涙もろいところも愛らしく、真鍋が誰かにデレデレしていると、やきもちを焼いて冷たくなったり、でもやりすぎたかなと甘やかしたり。

この2人のやり取りは、見ていて笑顔になる部分が多いです。

 

けなげさ

琴浦さんは、見た目はか弱い女の子ですが、実は芯が強く、真鍋やESP研究会の仲間たちの力を借りて、立ち向かっていく強さを持っているのです。

 

友人がひどい目に合っていると放っておけない、自分のことは後回しにして相手をいたわる、そんな琴浦さんのけなげさに心を打たれます。

 

ただのギャグ漫画ではない

冒頭で「人の心が読めたらどうしますか?」と聞きましたが、逆の立場ではどうでしょう。

 

もし近くに、心が読めるという人間がいた場合、あなたは近づきますか?

 

最初は面白がって話しかけるかもしれません。でも「あ、この人、本物だ」と気付いたら、自分の心を読まれたくないと、避ける人も多いのではないでしょうか。

 

 

そんな人の心が読める能力を題材にしている「琴浦さん。絵の雰囲気を見ても、コミカルで学園モノで楽しそうに見えますが、意外とシリアスなシーンも多いです。

心を読むということは、人が普段隠している、見せることのないドロドロとした部分もさらけ出されます。そのため、トラウマ演出が多いということで、中には「琴浦さん」が苦手な方もいるのだそう。

 

えのきづ先生は、琴浦さんを通して、人間の辛辣な部分を少しだけ見せているのではないかと思います。

 

エロスの貴公子 真鍋義久

そこでとても大事なのが、真鍋という存在。

 

真鍋は基本、琴浦さんのエロスばかり考えているようですが、彼がいることで救われていることは多いです。もちろん、琴浦さんも。エロスで場を和ませます。

 

エロスは真鍋にとって、好きな子をからかいたい、いじめたい、かまってほしいという愛情表現のようなものなのでしょう。

アニメでは、真鍋役の福島潤さん【この素晴らしい世界に祝福を!(cv.カズマ)、弱虫ペダル(cv.鳴子章吉)】の声が、非常にマッチしていて、単純明快で本能に忠実なエロスを見事に演じられています。

 

まとめ

全体的に見ると、ギャグパートよりもシリアスパートの方が多く感じます。

 

登場人物の中には、心に傷を負った人物もいて、結構えぐい内容もあるので、楽しい漫画が多い4コマ漫画としては異例かもしません。

 

私はそういう部分も含めて琴浦さんの魅力だと思います。

 

琴浦さん」は苦手な方もいるらしいので、今回は何だか真面目に語ってしまいました。その割にエロスを連呼してしまってすみません。

 

琴浦さんという、心の読める可愛い女の子に興味がある方は、ぜひ「琴浦さん」を手に取ってみてください。もちろん、エロスの貴公子・真鍋に興味を持った方もぜひ。

 

 

 

♦学園モノのおすすめ

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映画 夜は短し歩けよ乙女【一歩踏み出したいけど踏み出せない、そんな人におすすめの作品】アニメ感想

 

夜は短し歩けよ乙女

どこかで聞いたことがあるような、とても語呂のいいタイトルですよね。急がなきゃと、急いている感じが伝わってきます。

 

このタイトルは、1915年に発表された「ゴンドラの唄」という歌謡曲歌詞の冒頭をもじったものです。

 

どうしてこのようなタイトルなのか。それは映画が終盤に進むにつれ、紐解かれていきます。

 

では、「夜は短し歩けよ乙女」について、少しだけ触れていきましょう。

 

夜は短し歩けよ乙女 とは

夜は短し歩けよ乙女」とは、森見登美彦さん原作の小説を映画化した作品です。

 

 

森見登美彦さん:日本ファンタジー賞、山本周五郎賞、SF大賞を受賞。「四畳半神話大系」や「有頂天家族」もアニメ化。

 

 

映画「夜は短し歩けよ乙女」は、第41回オタワ国際アニメーションフェスティバル長編部門グランプリ、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション映画賞を受賞。

 

映画の監督は、アニメ「四畳半神話大系」で監督を務めた湯浅政明さん。この映画は、四畳半神話大系」の当時のクリエイターが再集結してつくった珠玉の作品です。

 

 

あらすじ

主人公・先輩は、同じ大学の黒髪の乙女に好意を抱いており、「るべく女のにとまる作戦」、略してナカメ作戦を実行し、偶然を装って出くわし、彼女との外堀を埋める日々を送っていた。

 

しかし、なかなか縮まらない距離に、先輩はもどかしさを覚える。

 

一方、先輩の想い人である黒髪の乙女は大変な酒豪で、知り合った樋口師匠や羽貫さんと共に酒場をはしごしていた。

 

そんな2人の、たった一晩で起こる奇想天外奇妙奇天烈なラブストーリー

 

 

湯浅監督の作風から見る「夜は短し歩けよ乙女

湯浅政明監督は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の原画や絵コンテ、作画、脚本など担当されているので、知らず知らずに子供のころから湯浅監督の作品を見ていたという方は、多いのではないでしょうか。

 

監督のアニメーションの特徴として、正面から見たあごの描き方がとても独特で、子供ながらに不思議に思ったのは今でも覚えています。

 

 

オリジナリティに溢れた画風は、ダイナミックで躍動感があり、登場人物が力強く縦横無尽に動き回ります。

 

今作でも、「詭弁踊り」という低姿勢の奇妙な踊りがあり、1度見ると目に焼き付いて離れず、夢にまで出てきそうです。

 

さらに、歌って踊るミュージカルシーンもあって湯浅監督の作風が光り、大変盛り上がって引き込まれます。

 

 

また、湯浅監督が監督を務めたアニメ「四畳半神話大系」を見たことがある方にとっては、見覚えのある人物が多く登場しますので、内容以外でも発見があると思います。

 

感想

映画を見ている間は、何が何だか分からない部分もありましたが、終わってエンディングを見ていると、何とも言えない幸福感を得ました。

 

 

視点としては、先輩黒髪の乙女2つの視点があり、2人が一風変わった人々に出会って、翻弄されたり、一緒に笑って楽しんだりと、例えるなら不思議の国のアリスのように感じました。

 

だんだんと気持ちが変わっていく黒髪の乙女の純粋さ、歩くことをやめないさまは、見ていて心を打たれます。

 

でたらめに好き勝手に進んでいるように見えていたのに、最終的にきちっと収束するのは、森見さんの原作の素晴らしさと、湯浅監督の予想できないアニメーションの楽しさの手腕を感じました。

 

先輩のように「一歩踏み出したいけど、踏み出せない」そんな人に勇気を与える作品です。

 

 

 

♦不思議な物語が読みたい方におすすめです。

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アニメ『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』第6話 感想【学園祭!ヒロイン&悪役令嬢のメイド姿よりも王妃様が好き⁉】

 

前回は、イケメン5人との決闘に圧勝して、バルトファルト領でオリヴィアとアンジェリカと親睦を深めたリオン。まさかの温泉シーンまでありました。

 

今回は学園らしい話。そう、学園祭です。こういったイベントでは、毎度ひどい目に合うリオンですが、どうなるのでしょう。

 

以下ネタバレあります。

 

#06 学園祭って初めてなの あらすじ

学園祭で、茶店を開くことにしたリオンたち。

 

しかし、隣の教室では、喫茶店とは名ばかりの、ぼったくりホストクラブをユリウスたちが出店していて、なかなかお客さんが来ません。

 

その上、ある高貴なお方がお忍びでリオンを訪ねてきて―。

 

前途多難な学園祭の幕開けです。

 

茶店といえば

茶店といえば、メイド服。メイド服といえば学園祭の喫茶店ですねー。

 

エンディングで着ていたメイド服が、ついにお目見えしました。とっても可愛い。

オリヴィアとアンジェリカが揃うと、百合っぽくなるのはなぜなのか。そして途端にアンジェリカがイケメンになります。

 

照れリオン(/ω\)

オリヴィアのメイド服ときらきらスマイルに、流石のリオンも照れましたよ!リオンの照れ顔とは珍しい。

オリヴィアとアンジェリカに好意を抱いてはいますが、相手は乙女ゲーム世界のヒロインと悪役令嬢

 

ゲームの設定上、モブキャラの自分がどうこうしていい相手ではないと、身を引いているリオンのこういう部分は紳士です。

 

2人とも気がありそうなのに。今後に期待ですねー。

 

 

学園祭

さて、楽しい学園祭の始まりです、と思いきや、決闘でのズルい勝ち方や決闘の賭けで大敗した学園の生徒たちから、たんまりと反感を買ってしまったリオン

 

そんな彼の喫茶店を訪れるのは、何かしらの目的を持った人たちばかりのようです。

 

1人目 ジェナ

リオンの姉・ジェナがトラブルを抱えて、リオンに助けを求めてきます。ジェナは、弟のことを本当に高く買っていますね。

 

トラブルは自業自得のため、リオンはジェナを追い返しました。うーん、ジェナお姉ちゃん、あとから絡んできそう。

 

(ジェナは、学園祭前日に喫茶店を訪れたのですが、カウントに含めました)

 

2人目 オフリー伯爵令嬢

今回のいじめ役です。毎回いじめる人物がいて、感心します。本当にモブキャラには厳しい世界ですね。

 

公爵家のアンジェリカが、リオン側について平穏になるかと思ったのですが、その公爵家と対立している伯爵家の令嬢が嚙みついてきました。

リオンにもオリヴィアにも、アンジェリカにまでも嫌がらせをしてくるすごい伯爵令嬢です。

 

貴族階級について

伯爵家とか公爵家とか言われても、分かりづらいかもしれませんので、図で説明します。

こう見ると、伯爵家と公爵家ではだいぶ差があることが分かると思います。しかも、アンジェリカのレッドグレイブ家は、国で一番の権力を持った家なんですよね。

 

そんなアンジェリカの家に喧嘩を売ってしまって、この伯爵令嬢の自信はどこから来るのでしょう。やっちゃってる気がするんですけど。

 

ちなみに、伯爵以上が王家の人間と結婚できます。よく言われる身分違いの恋は、子爵以下を指します。マリエも子爵令嬢なので、ユリウスとは身分違いの恋ですね。

 

この図には関係ないので省きましたが、公爵より上は大公や国王、男爵より下は準男爵や騎士爵があります。

 

3人目 ミレーヌ王妃

リオンを困らせるためだけに、侍女も付けずに学園祭にお忍びでやってきた、おちゃめなミレーヌ王妃様。結果的にリオンの救いの女神となりました。

ミレーヌ王妃を演じるのは大原さやかさん。今期は母親役を3つのアニメで演じられていて、大原さんの母性溢れる優しいお母さんは鉄板ですね。

 

おしとやかで優しいミレーヌは、リオンの好みどストライクだったらしく、リオンは即プロポーズします。本当に突然でした。

 

母がプロポーズされる現場を目撃してしまった、息子のユリウスのイケメンフェイスが、ついに崩れたのは面白かったです。決闘で負けても崩れなかったのに、母が言い寄られるシーンには耐えられなかったようですね。

 

 

4人目 カーラ

リオンとお近づきになりたい女生徒、カーラ・フォウ・ウェイン

 

この学園には珍しい、とても礼儀正しい女生徒のようですが。これまで喫茶店を訪れた女性たちを考えると、彼女にも何か目的がありそうですよ。

 

オリヴィアへの偏見

今回、第6話を通して、事あるごとに使われたあるワードがありました。

 

それは「平民」

 

「平民のあなたは黙っていて」と、オリヴィアはいろんな生徒から言われました。

 

貴族社会であるこの学園で、平民であることは、たとえ優秀な特待生であっても、差別の対象になるようです。

 

特に、リオンとアンジェリカがいない時は、オリヴィアに対するあたりが強く感じます。

 

「平民」であることが、今後オリヴィアにどう作用していくのでしょう

 

まとめ

ミレーヌ王妃とのイチャつきが印象深い第6話でした。

 

ヒロインと悪役令嬢の可愛いメイド服姿もでてきたはずなのに、リオンにプロポーズされて、まんざらでもなく照れているミレーヌが、1番可愛く思えてしまいました。あれ?私はリオンと同類?

 

カーラという女生徒の登場が、何かしらの事件の前触れを予見させていますね。ウェイン家とは一体どのような家なのでしょう。

 

次週はシリアス展開でしょうか?楽しみです。

 

 

 

次の第7話の感想はこちら。

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前の第5話の感想はこちら。

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