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大雪海のカイナ 第1話【幻想的な世界観が美しい&あっという間に過ぎた30分】アニメ感想

前評判が高かったアニメがついに始まりましたね。私もとても楽しみにしていました。

 

続編の劇場版も決定し、アニメが始まる前に続きがあることが分かった珍しいアニメです。

 

少しだけ作品の紹介をしてから、第1話の感想に入ります。

 

 

「大雪海のカイナ」とは

あらすじ

大雪海と呼ばれる雪の海。巨樹の最上部の天膜で暮らすカイナは、おじいさんやおばあさんと共に穏やかに暮らしていた。

この世界に人間はもういないと聞かされているが、カイナはどこかで人間はいると信じていた。

 

そんな中、カイナは浮遊虫に乗ってやってきた気を失った少女・リリハを助ける。

 

この2人の出会いが、滅びゆく世界を変えていくー。

 

作品概要

「おおゆきうみのかいな」と読みます。二瓶勉さん原作武本糸会さん作画で漫画も連載されています。

 

2023年冬アニメ作品。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ。監督は安藤裕章さん。

 

続編の劇場版も決定しました。

 

【キャスト】カイナ/細谷佳正さん、リリハ/高橋李依さん、ヤオナ/村瀬歩さん、アメロテ/坂本真綾さん、オリノガ/小西克幸さん

 

第1話「天膜の少年」

幻想的な世界観

アニメーションやCGを駆使して描かれる独創的で幻想的な世界観は、とても美しいでした。

 

この世界では不思議な虫が存在していて、食用の虫気球のように空を飛ぶ虫が登場します。

まるで風の谷のナウシカのような世界観という言葉を見かけましたが、本当にそんな雰囲気です。

 

カイナの立ち位置

おじいさんやおばあさんのために、大雪海に出て食料を探しているカイナ。

若者は1人しかおらず、おばあさんは「私たちが死んでしまったらカイナは独りになってしまう」と、カイナの身を案じているのが切ないと同時に、本当に人間はいないのかと疑問を持たせます。

 

疑問の答え

シーン変わって、敵に追われ兵士に守られ逃げる王女・リリハ登場。

人間は他にもいるのだと、カイナよりも先に視聴者には分かります。

 

カイナとリリハの対比

おじいさんやおばあさんとゆったりと穏やかに天膜で暮らしているカイナと、敵に命を狙われ必死で逃げているリリハとの、2人の置かれた状況の対比が、この2人が出会ったとき、どんな物語が始まるのだろうとワクワクさせてくれました。

 

 

第1話は、カイナがリリハを助けたところで終了。

 

ゆっくりとした流れだったのに、退屈することなく時間を忘れて最後まで見ることができました。

 

シナリオも場面が転換するごとに新しい情報が出てきて次のシーンにつながっていったので、ラストまで楽しめたのだと思います。

 

 

非常に世界観が素敵で、幻想的な雰囲気が好きな方、冒険モノが好きな方、ボーイミーツガールな話が好きな方におすすめです。

 

 

♦カイナとリリハの冒険はコミックでもお読みできます。

 

 

『大雪海のカイナ』は、プライムビデオで独占配信中です。

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