「シン・ウルトラマン」を見た後の主題歌「M八七」の攻撃力がすごい話。
遅ればせながら「シン・ウルトラマン」を見た。
遅れた理由は、映画に出演していた長澤まさみさん主演のドラマを当時見ていたので、混ざらないように考慮したため。
年末は何だかんだで忙しく、年が明けてようやく視聴。
まず、最後まで見た感想としては、
はがゆい、切ない、胸のあたりがモゾモゾした。
このぐらいなら言っても問題ないと思う。
でもなぜだろう。
何日経ってもその気持ちが消えない。あとからじっくり効いてくるタイプの映画だったらしい。
映画を見たあとで、起きた変化がある。
主題歌の米津玄師さんの「M八七」を聴くことが日課となった。
米津さんの歌は大好きで、新曲が出たら3時間くらいは平気でリピしている人間なのだが、「M八七」はそのリピが遅れてやってきた。
だって、この曲。聴けば聴くほど「ウルトラマン」なのだ。「シン・ウルトラマン」を見る前と後じゃ、感じるものが全く違う。
曲のラストで「ウルトラマぁぁぁ~ン」と、目頭が熱くなるようになってしまった。
いい曲だなぁ~と、ただ聴いていたあの頃にはもう戻れない。
M八七の謎
ところで、この曲のタイトル「M八七」について。
ウルトラマンの故郷ってM78星雲じゃないの? と、疑問に思っている人も多いと思う。私もそうで、ちょっと調べてみたら想像もつかないようなことが判明した。
米津さんも最初は曲のタイトルを「M七八」にしていたそう。
ところが、「シン・ウルトラマン」の企画・脚本の庵野秀明さんから「M八七」にしたらと提案があった。
もともとウルトラマンの故郷はM87星雲だったのだが、台本でM78星雲に誤植され、そのままM78星雲になってしまったらしい。
何という運命のいたずら……。
しかし、この曲で本当のウルトラマンの故郷を知ることができた。
本当に、ウルトラマンとの一体化がすごい曲。
映画も、曲も、私にウルトラマンの偉大さを教えてくれた作品だった。
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