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アンデッドガール・マーダーファルス 1話-最終話アニメ感想【怪しい探偵たちの小気味良い会話に聞き入ってしまうミステリー】

原作が小説ということもあって、探偵役である2人の言葉遊びのような会話が小気味良い、ちょっと不思議なミステリー作品です。

 

目次から読みたい感想に飛べます。

 

「アンデッドガール・マーダーファルス」とは

青崎有吾さん原作の小説です。略称はアンファル。

 

2023年夏アニメ作品。

 

【キャスト】輪堂鴉夜/黒沢ともよさん、 真打津軽/八代拓さん、 馳井静句/小市眞琴さん、 アニー・ケルベル/鈴代紗弓さん、 シャーロック・ホームズ/ 三木眞一郎さん、 ジョン・H・ワトソン/ 相沢まさきさん、 アルセーヌ・ルパン/ 宮野真守さん、 ファントム/ 下野紘さん

 

あらすじ

19世紀末。鬼や吸血鬼など異形の者たちが暮らしている、もしかしたらあったかもしれない世界。

 

不老不死だったが、ある事件がきっかけで首だけになってしまった美少女探偵・輪堂鴉夜(りんどうあや)

そして、半人半鬼の真打津軽(しんうちつがる)

2人は怪物探偵「鳥籠使い」となって、鴉夜は自分の体を取り戻すため津軽は鬼とならないために、奇々怪々な事件を解決しながらヨーロッパを巡るー。

 

 

各話感想

第1話「鬼殺し」

今期見たアニメ1話の中で1番心を掴まれた。

 

導入の部分からちょっとザラついた怪しい画質から始まり、その雰囲気に引き付けられた。

 

もしかしたらあったかもしれない『妖怪のいる日本』ということで怪しい雰囲気ムンムン。

 

そして八代拓さん演じる、真打津軽(しんうちつがる)の噺家のような小気味良いしゃべり声を聴いているだけでワクワクした。

 

【和】の世界の中に【洋】のメイドが突然現れ、鳥かごの中に生首が入っているというセンスに恐れ入った。

 

生首の輪堂鴉夜(りんどうあや)役は黒沢ともよさん。スキップとローファーで明るいヒロイン・美津未だったのがウソみたいに怪しい。

 

首しかない鴉夜との延命のくちづけは何とも美しく幻想的。

 

好きを詰め込んだような世界観も登場人物も全ていい。

 

2話からは舞台は欧州へと移る。一体どんな物語なのか今から楽しみだ。

 

第2話「吸血鬼」

吸血鬼も生首が喋ったら驚くんだ。

1話の【和】の怪しさと違い、【洋】の怪しさも中世ぽくとてもいい✨

 

夫人を殺した犯人が身内にいそうで、怪しい空気も相まって四面楚歌。

 

さて誰が犯人かな?

と、格好つけてみたが犯人が分かったわけではない。

 

【気になったメモ🤔】

・娘とメイドが大きな声で歌っていた。

 

・鍵のかけてあったはずの倉庫に血の付いた銀の杭が落ちていた。

 

・夫人は元人間である。

 

・次男のラウールはポケットに何か隠している。

 

 

このあたりが大事そうな気がする。

 

謎解きはさておき、息をする間に終わったようなあっという間の30分で大満足。

 

鴉夜と津軽の会話のやり取りが軽快で文句なしに面白かった😊

 

第3話「不死と鬼」

少しずつ開示される事件の情報に推理欲をかき立てられる。

 

鴉夜と津軽の会話も相変わらず心地良く、2人と吸血鬼家族の温度差もちょっと歪で丁度良い✨

 

【気になったメモ🤔】

・御者と吸血鬼の誰かがテーブル下でサインのやり取り?

 

・吸血鬼たちは遠くのものが分かるほど目が良い。

 

・卿はこれまで3回家族を失っている。

 

・夫人はなぜ眠っていたのか?

 

・ハンターの言っていた協力者が身内にいるなら、アリバイが崩れる人もでてくる?

 

・ハンターは死んでいるのか?

 

・吸血鬼の誰も手が火傷をしていないのは、人間のハンターに銀の杭を使わせたから?

 

解決編は次回へ持ち越し。

 

2話の🍄のくだりが少し気になっている。

 

推理するのは楽しい😆

 

犯人が分かった人もさっぱりな人も4話を楽しみに待ちましょう。

 

第4話「真打登場」

謎解きはひっそりと、静かに展開🤫

 

しかし“真打登場”までの寄席の静けさと思えば納得。戦う津軽の前口上がイキイキしてるのは鬼ゆえか? 語る中で津軽の過去が見えてくるのも面白い。

 

“3度家族を失っている”が津軽の駄洒落への布石だなんて思いもしなかった👍3話のメモ見れば分かるけどがっつり惑わされているw

 

 

ちなみに犯人(名は伏せます)は合ってた、でもトリックは全然違ってた。まあ大体そんなもん。

 

ただ犯人の動機が何か違和感🤔

 

犯罪制作大好きなモリアーティさんが屋敷を訪ねてたらしいけど、モリアーティに何かそそのかされたんじゃ? なんて思ってみたり。

 

第5話「倫敦の不死者」

ミステリーの主役&悪役達の夢の共演に目が離せない。

 

待望のホームズとの出会いが「名簿の拝借」の問い詰めという、探偵にあるまじき行為なのも鴉夜と津軽の2人らしい。

ルパン&オペラ座の怪人ペアは変装が得意そう。もうすでに変装してダイヤを狙っているのかも?

さらに悪役達も加わって先が読めない三つ巴△

果たしてダイヤ💎は誰の手に?石川五右衛門?次回が楽しみ😊

 

 

ホームズ余談

ここでちょっとだけ余談を。

 

ホームズ作品は全世界でいろいろな設定&物語で製作されています。あなたのホームズといえばどの作品を思い浮かべますか?

 

シャーロックホームズの冒険? 英国ドラマのシャーロック? 日本版のシャーロック? ミス・シャーロック? それとも動物が可愛いアニメの名探偵ホームズ?

 

今作品のホームズの役が三木眞一郎さんだったことで、私が思い浮かべたのは『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』です。

 

三木さんはこちらのドラマでもホームズを演じています。

 

このホームズはかなりの変わり者で、人の感情が理解できず人の嫌がることもずけずけと言ってしまう。おまけに薬物中毒者で社会復帰するためにワトソンの手を借りている。

 

ちょっと気取ったタイプのホームズとは全く違いますね。でもその人間臭さがいいんです✨

 

三木さんのホームズが最高に大好きなのでつい語ってしまいました。すみません。

 

ちなみにワトソンは女性、モリアーティも女性⁉ 一味違ったホームズを楽しめる作品です。

 

第6話「怪盗と探偵」

鳥籠使いのトリ違い。英国名物フィッシュ&チップスの誘惑に津軽勝てず。師匠の叫びが珍しくも可愛らしい。

怪盗から探偵へのご挨拶。会話に蒔かれた2つの種。鳥籠探偵との邂逅は女性に優しい怪盗らしく✨

 

種から芽吹いた🌱水攻めと鳥籠探偵陣取った屋上。

どうなるの?早く続きが見たい😆

 

ホームズ余談②

今回、ホームズの兄・マイクロフト・ホームズが登場。シャーロックも頭が上がらない兄というだけあって、ルパンの偽ホームズを即座に見抜いて見せた。

 

ホームズの会話を聞いた感じでは、すでにモリアーティと出会った後でラインヘンバッハ後の話であることが分かる。

 

ラインヘンバッハの滝でホームズとモリアーティは対決し、行方知れずになるのだけど2人ともピンピンしている。当時の話も語られる時があるのか?

 

第7話「混戦遊戯」

目まぐるしい展開に息つくヒマもない。急な場面転換が続いても混乱することなく魅せてくるのはお見事✨

 

警察の『ルパンを探せ!!』は怪盗を称える最高級の台詞😆

皆を翻弄するルパンに鴉夜からの一撃とオペラ座の怪人の裏切り逃走w 「生首」と「首を突っ込む」を掛けているのも面白い。流石の師匠。

探し人モリアーティはすぐ近くに…鴉夜と津軽はどう邂逅する?

モリアーティ側の人物が大暴れ。その人物たちの中でも私はカーミラに注目している。

 

カーミラは実在していた人物で、老いる身体を若返らせるために若い女性を大勢殺して血の風呂に入り若さを保っていたらしい。そこから吸血鬼と云われている。

 

そんなカーミラと若い静句との戦い。面白くないわけがない!どんな戦いを繰り広げるか楽しみ😊

 

第8話「夜宴」

ついにモリアーティと再会。

 

鴉夜の不死の身体を奪った理由が明かされる。

 

ー全てはジャックという合成獣をつくるためー

 

 

鴉夜の不死も人工的につくられたものだとは思わなかった。

 

950年前に何があったのか?鴉夜に変態とまで言わせるのはどんな人物だろう。

 

そして自らを「怪物に」と望み、人工ダイヤを美しいと評するジャックの真意も気になる。

カーミラVS静句の戦いは凄惨でなく甘美でうっとりと魅させてもらった。

 

静句があんな照れた表情をするとは思っていなかったので驚いた。

媚毒にも負けない静句と鴉夜の絆💕の勝利。

 

津軽のしたり顔からのダイヤ死守の逆転に心踊った。大満足✨

 

ホームズ余談③

今回のホームズの会話で、ラインヘンバッハから8年後の話だと分かる。

 

ラインヘンバッハの滝で行方不明になったホームズとモリアーティ。

 

実はこれがコナン・ドイル原作「シャーロック・ホームズ」の最初の最終回だったりする。

 

ドイルとしては、ホームズが生きているのか死んでしまったのか、人によって様々な憶測を生む終わり方をしたかったのかもしれない。

 

しかし、このことがかえって読者たちの熱を上げてしまう。その後、ドイルは歴史小説を書くがやはりホームズ人気が高い。

 

そして、、、読者からの声に押され、ホームズはしれっとベイカーストリートに帰ってきた。ちなみにモリアーティは行方不明のまま。

 

読者大喜び。ワトソン大喜び。

いつの時代も読者の声は大事。

 

第9話「人狼

のどかな村で起こった少女たちを狙う悲惨な事件。

 

村人は人狼の仕業と口にするが、犯人は内にいるか外にいるのか?

 

鴉夜の言う『死体は本人か』『雨が降ったか』という言葉が気にかかる🤔

 

生首だけれど鴉夜なら手も足も出そうな事件の真相は、いかに!?

 

8年前の人狼の少女はどこに行ってしまったのか。1人似たような子がいるけどその子なのかな?

まさに「人狼ゲーム」という四面楚歌な内容で、話が進んでいくのが惜しいくらいに面白い。

 

それと、村長さんの驚き具合がコミカルですごくよかった。

 

第10話「霧の窪地」

影を介したアルマの告白。影というところにどこか怪しさが残る。

 

アルマは人狼か犯人か!?

ルイーゼとユッテは似ている。

 

ただ人狼の親でも間違えるほど似ているのか疑問が残る。

主人想いで嫉妬深い静句がパジャマで戦う姿が美しかった💞

 

なのに滝落下で驚愕😱

 

でも不思議と大丈夫な気がするのは、鬼の津軽にいつもケリをくらわせているからかな。鬼よりも強く思ってしまう。

 

解決編は見たいけど、もっと楽しみたいのも本音です✨

 

第11話「狼の棲家」

静句in人狼村。

 

人狼の少女達の布切れのような服装が雰囲気を出している。

 

そんな人狼の少女達と、いつもよりおしゃべりな静句との会話が楽しい✨

 

人狼村でも少女達が犠牲になる事件が多発😱⁉

 

アルマの描いた少女たちの絵と人狼村の回想を見ると、2つの村で狙われた少女達はどこか似ている。

 

・ルイーゼが消えて似た姿のノラも狙われた?

・ノラがローザの娘?

・村長はノラを特別視してる?

 

とりあえずノラがすごく大事そうな気がする。

真相はいかに?

 

第12話「流れの交わる場所」

津軽がヴィクターにダイヤを渡した後、ヴィクターがスヤスヤと眠ったのは何だったんだろう。

 

よく分からないけど、、、すごくほんわかした!

 

秘密の地下通路で繋がる人の村と人狼村。

 

2つの村を誰かが行き来している?

 

この人物が550日地下に隠れていたのだろうか🤔

 

バンケットよりも保険屋のやり口のがむごい。

 

保険屋が人と人狼の争いを手伝う形になったけど、そもそも2つの村が敵対するきっかけを与えたのは……。

 

何だかとてつもない復讐心がありそうな予感😱

 

 

人の姿でもオオカミの姿でも、ベラがすごく可愛くてすっかりお気に入りになった。

そんなベラと鴉夜は2人で墓場へ。

 

2人が墓場で見たものは?

 

『おあとがよろしいようで』な最終話に期待!!

 

第13話「犯人の名前」

人間の遺体に血をかけただけで人狼も誤魔化せるのだろうか?

 

12話からそこのトリックが気にかかってたんだけど、人狼の嗅覚を高く評価しすぎてたな😅

 

12話でも思ったけど、津軽とヴィクターの会話は聞いていてすごく楽しい。

 

助けてくれたお礼に、敵のはずなのに鴉夜の体の在りかを教えてくれるのも優しい。

 

ノラとはまたどこかで会えそう。その時は静句と楽しいお茶会をしてほしい✨

津軽の低音“ヤッホー”と驚いた顔の鴉夜が印象的な終わり方。

 

本当に全話面白かった。大満足でした👍

 

 

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