アルスの巨獣 第1話【ヒロイン・クウミの小動物っぽさが可愛い。独特の世界観が素敵なアニメ】アニメ感想
「アルスの巨獣」というタイトルとキービジュアルから、巨大な怪獣と戦うのかなと「進撃の巨人」や「ガンダム」を想像して前情報なしで視聴しました。
見た結果、世界観や雰囲気がすごく好みのアニメでとても面白かったです。
まず第1話ですので、作品の簡単な概要から紹介します。
「アルスの巨獣」とは
「アルスの巨獣」はオリジナルアニメです。2023年冬アニメ作品。
アニメーション制作は旭プロダクション。監督はオグロアキラさん。
公式サイトより
【キャスト】クウミ/羊宮妃那さん、ジイロ/森川智之さん、ミャア/芹澤優さん、メラン/峯田大夢さん、ロマーナ/日笠陽子さん
第1話「はじまりの約束」
アニメの雰囲気
アニメを見て最初に感じたのは、「天空の城ラピュタ」のような雰囲気でした。
ヒロインの女の子が、研究所から逃げ出し追われているんですが、追ってくる人物たちの表情にどこか愛嬌があるんですよね。その感じがラピュタに近い印象を受けました。
ゲームでいうと、「グランブルーファンタジー」のような世界観に近い感じ。
そういう雰囲気だと思ってアニメを見ると、作品に入りやすいかなと思います。
気になる登場人物たち
さて、ほかの作品に当てはめるのはこの辺にして、登場人物について触れていきましょう。
第1話で気になったのは、実験体として捕まっていたクウミという少女と、どこか陰のある「死に損ないのジイロ」、そして黒猫の帽子？が可愛い行商人ミャアです。
それぞれ、どこかワケありな雰囲気が漂っていて好奇心をそそりました。
クウミについて
敵に追われ逃走している途中なのに、チキンを食べて「おいひー♪」と言ったり、びしょ濡れの身体を小動物のように震わせて乾かしたりと、すごく可愛い生き物だなと思いました。
公式サイトより
「クウミ」という名前も、道でぶつかった花屋のおばさんの名前をしれっと拝借して、自分の名前として名乗ってなかなかの少女です。
ちなみに、このぶつかったおばさん。プロローグに登場していた美人さんですよね？ クウミとおばさんが同じ名前であることに何か意味があるのでしょうか。
ミャアについて
偶然、クウミに出会い、いつの間にか仲良くなっていたミャア。語尾の「ニャ」が可愛い。
公式サイトより
クウミとジイロがナギモリの契約をした時、遠くで「ハッピバースデイ、トゥ～ユ～」と低い声で歌っているミャアはちょっと不気味に感じました。
可愛いのに何か裏があるタイプの子？
アルスの巨獣のワード
アルスの巨獣を見ていて気になったのは、独自のワードが多く、なじむのには時間がかかるかもという点です。
ちょっとだけワードを紹介します。
【アルス】大地の名称。アルスには巨獣と呼ばれる大きな怪物が存在している。この世界の人間は巨獣を狩る。
公式サイトより
【ナギモリ】巨獣を狩る人間の中でも大きな力を持つ者は、カンナギと契約してナギモリと呼ばれている。ジイロはナギモリ。
公式サイトより
【約束の指輪】ミャアのお店にあったアルスの救世主の指輪。
指輪をつけた者が約束を果たすと死んでしまうという言い伝えがある。クウミの指に吸い付くようにはまってしまう。嫌な予感しかしない。
公式サイトより
クウミと巡るアルスの巨獣
第1話は、クウミを通してアルスの巨獣の世界観を見ることができました。
第1話で分かったのは、クウミを実験体として狙う悪い奴らがいて、巨獣と戦うナギモリという戦士がいる。クウミはカンナギで、ナギモリのジイロと契約した。
さらに帝国の偉い人たちは揉めているなど、いろいろなものが散りばめられていてワクワクしました。
情報なしで見て、世界観やキャラクターがとても好みだったので、掘り出し物を見つけたような気分です。
第2話で世界設定について、もっと理解できればと思います。
『アルスの巨獣』は、こちら↓のサイトで配信しています。
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