『リコリス・リコイル』第10話【波乱の最終戦⁉リコリコVS真島VSDAのみつどもえ。第10話の状況把握図もあり】アニメ感想
たきながDAへ戻り、喫茶リコリコを閉店すると言い出した千束(ちさと)。ついに、真島も動き始めます。
第10話「Repay evil with evil」
タイトルの意味
今回のタイトルの「Repay evil with evil」は、日本語では「悪には悪で返す」という意味になります。
まさに10話の真島の行動が、この考えでしたね。
喫茶リコリコ、閉店
突然のリコリコ閉店で、ミズキは婚活サイトのムキムキイケメンに会いにバンクーバーへ、クルミはボードゲームの本場ドイツへと旅立ちます(たぶん)。
―閉店によって、チームとしても解散してしまい、ガランとなった喫茶リコリコ。
千束(ちさと)が始めた喫茶リコリコですから、千束としては皆を開放して、身辺整理のような意味合いもあるのかもしれません。悲しい。
ついに始まったテロ事件
1話の頃から何かと話題に出ていた「延空木」がついに完成し、セレモニー当日。しかし、真島によって延空木はテロの標的に。
阻止しようと向かうリコリス達でしたが…。真島の居場所が、いまいちはっきりしないところが気になります。
真島の思想
事件を未然に防ぎ、日本は世界一平和な国だと偽っているDAと、DAの秘密を暴くために暴力を正当化しようとしている真島達。
まさにこの真島の行動が、今回のタイトルの「Repay evil with evil(悪には悪で返す)」の思想でした。
さらにDAは、身寄りのない子供たちを「リコリス」と称して殺しをさせているのですから、世間にバレればおしまいです。
国民への呼びかけ
取引きで得た膨大な拳銃を街中にバラまいて、国民に暴動を促す真島。
不覚ながら、真島の呼びかけに説得力を感じてしまいました。演説には正当性がありましたが、やっていることは、ただの暴力。
拳銃を見つけたら、ほとんどの人が驚いて警察を呼ぶか、届けるかすると思うんですが、問われた国民たちは、どう行動するのでしょう?
千束を使え!
DA本部からの命令で、千束を呼ぶよう命令された楠木司令。千束が余命2カ月なことを知っている楠木は気が進まない表情。
第3話の時も思いましたが、楠木は突っかかってくる千束のことを、ちょっと手のかかるクソガキと、可愛く思っていそうなんですよね。
10話早見図
第10話で起こったことを図にまとめてみました。
こうして見ると、にらみ合いの三つ巴(みつどもえ)といった感じですね。真島は千束をどうしても延空木に来させたくない、といった感じ。
千束とミカの行動で、未来がガラッっと変わる予感です。
千束とミカ
晴れ着姿で
成人の祝いのために晴れ着を用意してくれていたミカ。このシーンは、晴れ着を着て喜ぶ父娘にしか見えなくて、感動したシーン。
晴れ着を準備したミカが、千束のことを本当の本当に大事に思っているのが伝わってきました。
千束の名付け親
「千束」と名付けたのは、ミカだったことも判明しました。
ミカに出会うまで、千束には名前もなかったと思うと、実の親とは幸せな時を過ごしていないのでしょうし、千束には幸せになってほしいです。
ミカの告白
ついに、千束はアランチルドレンに選ばれた理由をミカから聞きます。「最強の殺し屋」、やっぱり受け入れがたいですよね。
でも千束は強かった。と、いうか大人すぎる。悲しい事実に、千束はもうちょっとわがまま言っても良かったんじゃというのが、私の本音です。
まとめ
最終戦へ突入
いよいよ、最終戦へと入りました。さまざまな人物が交錯し、千束の余命も2か月で、もうどこをどう見ていいのか混乱しっぱなしですが、やっぱり面白い!
気になる謎
個人的に気になっているのは、ロボ太が真島に殺されかけた時に救ったのは誰か?というところなのですが、普通に考えるとクルミなんですかねぇ。
あと、この状況に絡んでいないアラン機関も気になります。
まだまだ、何がどうなるかわからないリコリス・リコイル。千束とミカがどう動くのか、次回が楽しみです。
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