史上最強の大魔王、村人Aに転生する 第1話【最強の魔王、平凡を求めて村人Aに転生する】アニメ感想
まず第1話ですので、タイトルからちょっと想像タイム。
村人Aというのは劇やドラマなどで出てくるちょい役みたいな意でしょうか?
でも村人Aだから、第1村人とかちょっとセリフがあるみたいな、そのくらいの立ち位置かなと、想像しつつアニメ視聴開始です。
※この感想は、小説・漫画は読まずに、まっさらな初見で書いています。
『#1 村人A』 あらすじ
第1話のあらすじを簡単に説明すると、
≪魔王≫ヴァルヴァトスが数千年後に転生し、村人・アード・メテオール少年になって、友達づくりをする話です。
これだけだとほのぼのとした平和的なアニメですね。というか今回、平和的なアニメでした。
転生したアードはとってもアクティブで、友達づくりに奮闘します。
転生して村人Aになる
ごく普通の仲の良い夫婦のもとに転生して、10歳の誕生日をむかえたアード。
~ここで転生ビフォーアフター~
転生しても瞳の色は一緒ですね。髪の色は違いますが、髪型は前髪の感じとか何となく似ています。ばっちり史上最強の強さも引き継いで、強くてニューゲーム状態。
村人Aだからアードって名前なんでしょうか?
アードの孤独感
前世からの強さゆえに、アードは今世でも孤独感を抱えています。
そのため、人と話すことに慣れていないのか、舞台のセリフのような話し方で、とにかく言い回しがキザ(または古典的)。
友達をつくりたいだけなのに、女の子たちをナンパしてるようになってしまいます。ここ、コミカルで面白かったです。
アードは脳内で考えるときは、普通の言葉で考えます。でも、人と話すときは、両親でも同世代の子供でも敬語で話します。
その様子に、他人行儀、人との間に距離感を何となく感じてしまう。
動きのある場面カット
全体的に流れるように場面が変わり、非常に見やすいでした。
アードが友達づくりに奮闘するシーン。
10歳のアードがふんぞり返ったり、緊張したり、具合が悪くなったりとコロコロ感情が変わっていくのですが、動作や角度などでとても細かく表現されていて、見ていて楽しかったです。
アードが女の子3人におじぎするシーンのぬるりと動く感じは、アードの奇妙さを上手く表現していて、女の子たちが逃げるのも納得です。
しぐさで表現
また、イリーナの父で村長のヴァイスとの会話中も、ヴァイスの花の香りを嗅ぐしぐさや、紅茶を飲むシーンで、登場シーンは少ないですがヴァイスの優美さが伝わってきました。
イリーナとの出会い
最終的にアードからお友達候補として狙いを定められたのは、イリーナちゃん。
かわいい、一言で言って可愛い!
白のワンピで、ぴょこぴょこヒラヒラ動く姿はとっっっても可愛らしい!
アードは友達になってほしいと思いを伝えますが、イリーナは心の傷があって断固拒否。
それでも諦めきれないアードは、
ストーカーと化します。
イリーナがどこにいても現れるのは流石に怖い。もちろん、アードに悪気はありません。まあ、ストーカーはそう言うんですよ。
果たしてアードは、イリーナとお友達になれるのでしょうか?
演技と演出
魔物が村を襲ったときの、
キャアアアァァァッ⁉
という女性の悲鳴がとてもリアルだなと思いました。
よそ見していても、振り返ってしまうような鬼気迫るものがあります。
可愛いゴブリン
最近ゴブリンというと、怖いものが多くて警戒してしまいがちなのですが、このゴブリンは可愛かったです。
ゴブリンのキャラクターデザインも可愛いですが、声も動きも愛嬌があってひょうきんで、演出で怖くないようにと意識しているのかなと。
まとめ
史上最強の大魔王が、転生して前世の感覚が抜けずに、子供相手に四苦八苦したり、全体的にコミカルな印象で面白かったです。
アードのトリッキーな行動もあって楽しく見れる1話でした。少年時代はこれで終わりなので残念。
来週からは学園なのでしょうか?
アードがこれからどんな目にあっていくのか楽しみですね。
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