金装のヴェルメイユ 第1話【思ったより健全!不健全なお色気悪魔ヴェルメイと、ウブな少年アルトの学園バトル】 アニメ感想
『金装のヴェルメイユ』は、お色気要素満点の悪魔と少年の織り成す学園ファンタジーです。
ここでは、あらすじや登場人物、おすすめのポイント、アニメの第1話を見た感想を紹介していきます。
金装のヴェルメイユ とは
天那光汰さん原作、梅津葉子さん作画による、月刊少年ガンガンで連載されている漫画です。
2022年夏アニメ。監督は直谷たかしさん。アニメーション制作はStaple Entertainment。
あらすじ
王立オルティギア魔法学院中等部1回生のアルトは、ほぼすべての教科で満点の成績をとる優等生。
しかし、使い魔との契約だけはできず、教師から明日までに契約できなければ留年と言い渡されます。
追い詰められたアルトは、図書館でボロボロになった謎の召喚の本を見つけます。わらにもすがる思いでアルトは召喚を試します。
公式サイトより
初めて召喚できて喜ぶアルトでしたが、召喚されたのは、人の姿に近い悪魔ヴェルメイだったのです―。
第1話 崖っぷち魔術師と封印されし厄災
第1話感想
原作に忠実な流れで、原作よりも少しおとなしいくらいに感じました。
絵がきれい
アニメ「金装のヴェルメイユ」をみて最初に思ったのは、絵がとてもきれいだということです。作画も背景も、どこを見ても安定してきれいでした。
特に良いなと思ったのは、図書館の雰囲気です。窓からあたたかな光が差し込み、埃がふんわりと浮いている感じが臨場感があってよかったです。
レンガの橋の描きこみも、レンガの質感がでていて、キャラクターたちのほうが浮いてしまうくらいでした。下図のような、縦に線のタッチが入っているのが特徴的です。
公式サイトより
お色気シーン
ヴェルメイが召喚されたときは裸でしたが、それ以降は裸要素はなし。声も色気が出すぎないように抑えているようでした。
公式サイトより
「金装のヴェルメイユ」はキスシーンが多いですが、背景を使ってうまくカットして、健全アニメの域を越えないよう工夫されていました。これは健全アニメ!
戦闘シーン
戦闘シーンに関しては、今回はヴェルメイの強さが際立つバトルだったので、ちょっとよくわからなかったというのが正直な感想です。次回以降は、激しいバトルが繰り広げられるので、次回に期待しましょう。
登場人物紹介
ここからは、知っていると役立つ登場人物の紹介です。
アルト
アルト・ゴールドフィルド。魔法学院の1回生。使い魔は悪魔ヴェルメイ。召喚したことでヴェルメイに振り回される。クリスタルの魔法が得意。
公式サイトより
プラチナスクエア(魔法使いの最上級職)になる夢を持っている。ヴェルメイが言うには、アルトの魔力は普通とは違っているらしい。CV.広瀬裕也さん。
ヴェルメイ
数百年もの間、本に封印されていた悪魔。胸が大きく、学院の生徒たちの注目を集める。学院では、悪魔とバレないように角と尻尾は隠している。
公式サイトより
頻繁にアルトから魔力供給(キス)する。気さくな姐(あね)さん口調。封印される前の過去は謎。CV.内田真礼さん。
リリア
リリア・クーデルフェイト。アルトの幼なじみ。代々続く魔法使いの家系で父は領主。
公式サイト より
アルトが大好きだが素直になれない。使い魔は風の精霊セルフィード。CV.倉持若菜さん。
おすすめポイント
俺TUEEEEではない
強大な力を持つ悪魔を使い魔にしましたが、アルトが桁違いに強いわけではなく、ヴェルメイと力を合わせて戦います。アルトが成長していく姿にも注目。
お色気多め
この作品を見るうえで大事なことなのですが、ヴェルメイは裸の描写がとても多いです。
しかし、ヴェルメイの姐さん気質のせいか、そこまでいやらしさは感じない、です。
恐竜いっぱい
使い魔というと、ファンタジーな生物を想像しますが、この作品では恐竜がたくさん出てきます。恐竜が使い魔というのは珍しいですよね。
学院には、恐竜の使い魔を持つ人も集まる竜騎兵団という同好会も存在しています。恐竜好きはとても楽しめる作品。恐竜が戦います。
まとめと感想
ハーレムアニメかと思えばそんなこともなく、お色気シーンはありますが、意外とまじめな話も多く、ストーリーもしっかりしています。
アニメがお色気に力を入れすぎないでほしいと祈っています。
戦闘シーンも多いので、バトル好きな方にもおすすめです。泥くさく必死に戦うアルトとヴェルメイのコンビには好感が持てます。
誰が味方で誰が敵なのか、考えながら見ても面白い作品です。
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