それでも歩は寄せてくる【先輩と後輩の、恋と将棋のかけひきを描くラブコメディ】アニメ感想
『それでも歩は寄せてくる』は、男女の先輩と後輩の、将棋と会話による攻防をきゅんとする形で描いた、将棋を題材にしたラブコメディです。
それでは、あらすじや登場人物、おすすめポイントなど見ていきましょう。
それでも歩は寄せてくる とは
山本崇一朗さん原作の月間少年マガジンで連載されている漫画です。「それでもあゆむはよせてくる」と読みます。略は「それあゆ」。
山本崇一朗さん原作の漫画は、他にも「からかい上手の高木さん」や「くの一ツバキの胸の内」などがあります。
2022年夏アニメ。監督は湊未來さん。アニメーション制作はSILVER LINK.です。
あらすじ
高校1年の田中歩(あゆむ)は、将棋部(仮)の先輩・八乙女うるしに想いを寄せています。
実は、うるしには好きだということがバレていて、「お前、私のこと好きだろ?」と、うるしは歩に好きだということを認めさせようとしてきます。
しかし、将棋で勝つまで告白しないと決めている歩は、”絶対に”認めません。
認めないくせに、「かわいい」や「見惚れる」など告白に近いストレートな愛情表現で、気持ちを寄せてくる歩にうるしは赤面しっぱなし。
2人っきりで繰り広げる密室将棋ラブコメディです。
登場人物紹介
歩(あゆむ)
田中歩。うるしに想いを寄せている高校1年生。うるしを好きになって将棋部に入部する。将棋は初心者。
公式サイトより
ポーカーフェイスだが、うるしに関わることとなると、ストレートな発言が多く、表情が緩むこともある。CV.阿座上洋平さん。
うるし
八乙女うるし。高校2年生。将棋で歩に負けなし。歩に好きだと認めさせようとがんばるが、いつも返り討ちにあい、照れまくる。
公式サイトより
部員を4人集めて、将棋部にしたいと思っている。運動は苦手。CV.中村カンナさん。
タケル
角竜タケル(かくりゅうたける)。歩の幼なじみで、もう1人の幼なじみの桜子と一緒に図書委員をしている。桜子に恋心を抱いている。歩に頼まれて将棋部に入部する。CV.郷田翼さん。
桜子
御影桜子(みかげさくらこ)。歩とタケルの幼なじみで、人見知りな図書委員。催眠術が得意で、タケルに術をかけてあやつる。陰ながら歩の恋を応援している。CV.羊宮妃那さん。
おすすめポイント
将棋を知らなくても楽しめる
将棋を題材にした作品ですが、将棋を知らなくても困る場面はなく、詰まることなく楽しめます。
将棋と会話のダブル攻防戦
2人きりの空間で、将棋と会話で繰り広げられる攻防は面白いです。将棋はうるしの圧勝ですが、会話は歩がかなり有利。
公式サイトより
うるしの可愛さ
歩からの無意識ドストレートな愛情発言を受けて、「んあっ⁉」と変な声をあげてたじたじに赤面するうるしは可愛いです。
どうにか逆転しようとして仕掛けても、カウンターをくらってまた赤面してしまう、うるしの表情にも注目です。
まとめと感想
見どころはやっぱり、ポーカーフェイスの歩が、先輩をずんずん攻めて赤面させていくところですよね。
公式サイトより
将棋もただ負けているだけでなく、いろいろな戦法で歩は勝とうと努力します。歩とうるしの将棋の腕の差は埋まっていくのでしょうか。
そして将棋以外でも、歩とうるしのイチャイチャを見るのは、ほっこりと癒されます。物語が進むと、新キャラも現れて2人の関係にも変化が訪れていきます。
歩はうるしに将棋で勝って、告白できるのでしょうか。2人の関係をそっと見守りましょう。
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