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『リコリス・リコイル』第13話【鬱エンドじゃなかった!それどころか、神がかった最終話】アニメ感想

電波塔で倒したと思っていた真島が、いつの間にか延空木に…。今度こそ、千束と真島の一騎打ちの戦いが始まります。

 

最終話「Recoil of Lycoris」

たきながかっこよすぎる件

旧電波塔に駆けつけた時といい、たきなが男前でかっこいい。フキを説得するたきなは、一生着いていきたくなるような、すごみがあります。

 

落ちる千束をワイヤーで助けて、かかる体重に食いしばって耐える姿も最高にイケメンでした。

 

正義の定義

皆が、それぞれの正義をかかえて戦っている。誰ひとり悪ではない。

 

とてもリコリス・リコイルらしいと思いました。千束も、たきなも、ミカも吉松も、テロリストの真島でさえ、ゆずれない正義がある。

 

映画のように悪は悪ではない。考えさせられます。

 

命がけの戦いを

心臓の調子が悪い千束に、休憩を提案する真島。

 

真島にとって、千束を負かすことは目的ではなく、唯一恐怖を感じた千束との命がけの勝負を楽しみたいというものでした。

 

時限爆弾はハッタリで、実際は時限花火だったあたり、テロよりも千束との戦いを優先しているのは本当のようです。

 

にしても、真島はしぶとい。延空木から落ちても死なないとか。死なない才能でもあるのでしょうか。

 

真島がまいた種

バラまかれた約1000丁の武器は、半数ほど回収できず、回収できなかった武器は今も誰かが隠し持っているかもしれない。

 

武器という犯罪の手段を国民に与え、いくつかの種が芽吹けばいい。テロ映像を流した時点で、真島の目的はすでに達成していたのかもしれませんね。

 

謎の俳優さん

アニメで流れているニュースの音声を聞くと、テロリスト役の俳優(真島)をマスコミが探しているのが分かります。

 

平和な日本っぽいですよね、あれはどこの誰なのかで話題になっているのかも。

 

一番怖い人は

ミカさん、まさかの普通に歩けるという事実。惚れた弱みか吉松に弱かった今までのミカとは違い、決意を固めたミカは強いでした。

 

ミカは、千束と吉松の命を天秤にかけ千束の命を、千束の幸せを取ったのですね。たきなにも嘘をついて、吉松の死は、千束に徹底的に隠すようです。

 

ミカに向けたクルミ「お前が一番怖い」の言葉には、いろんな意味が込められていそう。鬱エンドではなかったけれど、闇の部分はあったなーと思いました。

 

後日談がいい

延空木事件のその後が、見られてよかったです。やっぱりリコリコは楽しい気持ちで見ないと!

 

沖縄⁉

なぜか沖縄へと流れついている千束を迎えに来た たきな。たきなとの再会も、感動の再会ではなく、軽く撃ち合って確認するという2人らしい再会。

 

海で千束がたきなを抱き上げるシーンは、第3話の尊いシーンの再現ですよね。また見られて幸せでした。

 

個人的には、さらに上のイチャイチャを見せてくれてもよかったです!!!

 

沖縄からの、ハワイ!!?

ラストはまさかのハワイ。喫茶リコリコ、ハワイ出張店。ちゃんと依頼人もやってくる盛況ぶり。

 

千束の可愛いフラダンスの衣装からの、クルミの花の帽子の触覚ぽんっ!は、可愛かったです。

 

ゆるい部分とキツイ部分を、前半後半できっちり分けてあって、祭りのあとも楽しい!これぞ、リコリコという感じでした。

 

まとめ

全13話、あっという間でしたね。

結末を予想したり、鬱エンドかもと心配したり、千束とたきなの尊さにきゅんきゅんしたり、ミカと吉松の関係に驚いたりと、とても楽しく見ることができました。

 

ただ、真島も捕まってないですし、リリベルも登場したので、なんとなくまだ終わってない感があります。いつか続編があるかもと期待。というか、待ってます。

 

最初から最後まで面白くて、2022年の夏アニメで一番好きなアニメでした。

 

 

 

♦第1話の感想へ

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