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アキバ冥途戦争 第10話【パンダの正体&ロマンスありの映画のような30分】アニメ感想

第10話は、目まぐるしい展開で気づいたら終わっていました。

 

映画を見たような濃密な30分で、最後まで先の分からない内容がとても面白かったです。

 

第10話「メイド心中、電気街を濡らす涙雨

末広の正体

ずっと気になっていた末広の正体は、凪とつながりのある殺し屋でした。敵ですね、悲しい。

敵対している凪と関係があると分かってすぐ、末広から嵐子へのデートのお誘い

 

「本気?」「嵐子に近づいたのも何か意図があって?」「嵐子が殺されてしまう⁉」

 

と、いろいろ考えながら見てしまいました。でも、2人のデートはとても幸せそうで、何も起きなければと祈るばかりでした。

 

パンダの御徒町さんの中身

そして、御徒町さんの中身がついに明かされます。想像の斜め上の人物でした。

なんと御徒町さんは、第1話の冒頭で嵐子の働いていたメイド喫茶の店長の美千代を銃撃したメイドだったんです(なんとなく小声)。

 

アニメ見ながら思わず「えっ」って声がでちゃいました。嵐子にとってはまさに仇(かたき)

 

しかし、嵐子は美千代の仇を討つことはなく、美千代は望まないからと御徒町さんを逃がします。

 

さらにさらに、嵐子は御徒町さんから末広の正体を聞き、これは「罠」だから行ってはいけないと諭されます。

 

御徒町さんが仇&末広が殺し屋であると知った嵐子の心は穏やかでなかったと思います。それでも、ポーカーフェイスを崩さなかった嵐子は心の強い女性ですね。

 

嵐子の真意と真珠の意味

1つ気になっていることがあるのです。

 

末広から「一緒に北に逃げよう」と誘われた嵐子は、末広を殺すつもりだったのでしょうか。どっちだと思いましたか?

 

私は身支度をすませて、きれいに片づけられたベッドを見たとき、嵐子にはメイドを辞めて末広と逃げるつもりがあったと思いました。

結局、御徒町さんが手を下したので、嵐子の真意が分かることはもうありません。

 

死ぬ間際まで末広が大事に持っていた真珠の指輪。真珠は愛情の象徴であり、葬祭でも身に着けるように涙の象徴でもあります。

 

さらに「とんとことんの嵐子に真珠」「豚に真珠」を掛けていて、バッドエンドの映画のような切ない終わり方でしたね。

 

 

さて、15年前に美千代を殺すように指示を出したのも、今回嵐子を殺すように指示を出したのもだったことが末広から御徒町、そして嵐子へと伝わりました。

 

この悲劇のすべては凪から始まっているんですね。ずっとポーカーフェイスだった嵐子の顔も怒りで歪みます。

 

次を見るのが怖いような、見たいような………でも、やっぱり見たいです。

 

次回も楽しみです!

 

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