アルスの巨獣 第12話【いざ審判の時。謎が謎を呼ぶ最終回】アニメ感想
今回で最終回です。
なんだか不思議な終わり方をしました。どういうことなんでしょう?
第12話「指輪の審判」
審判がはじまり、数多の巨獣がアルスの大地で暴れまくります。
ジイロたちは力を合わせて戦うのではなく、それぞれが1番力を出せる場所で戦いました。そちらの方が彼ららしいです。
公式サイトより
その中で私たち視聴者と一緒に戦場を駆け抜けてくれたのは、メランでした。
メランは逃げ遅れた人々を助けつつ、ミャアを探します。
ツルギはナギモリ
ナギモリって今まで男性しか登場しなかったので、ナギモリは男性、カンナギは女性と勝手に思っていたのですが、ツルギはナギモリでした。
髪をなびかせて戦う姿は、戦乙女のようでかっこよかったです。
個人的にツルギのカンナギのツノビト・シャルトが可愛いくてずっと気になっていました。残念ながら全話通してあまり登場しなかったのは悲しいです。
公式サイトより
大人ミャア現る
うごめく巨獣の群れはナギモリの力を持ってしても、どうにもなりません。
クウミとジイロの前に現れたのは、ミャア。
でも、あれ? ん、んんーーー?
ミャアさん、何か違わない?
なんとミャアが、きれいな大人のお姉さんに!
いつもの小さくて可愛いミャアも可愛いけど、大人になったミャアも魅力的。
最後はクウミが
大人ミャアの導きでクウミは約束の指輪の力を使いました。カンナギとナギモリが入れ替わるようにジイロがクウミの中に入って、クウミが戦います。
公式サイトより
うじゃうじゃいた巨獣を手を振りかざしただけで倒すシーンは爽快でした。
そしてようやく合流できたメランは、大人ミャアに赤面。
「ジイロさん大変です、ミャアさんがお姉さんになってます!」
ミャアのきれいな姿に混乱するメランに、ジイロは「頭でも打ったんじゃねえか」とひと言。
ジイロもミャアが大人になったことを分かっているのに、メランの煩しさからはぐらかすという。ジイロは意地悪です。
ラストシーンの謎
ラストシーンなのですが、
空に石板のような飛行物体が現れ、守り人の長が「審判の時だ」と悪い顔でニヤリ、空で大きな目がギョロギョロ。
公式サイトより
どういうこと?
カンナギのことも皇帝のことも全然解決しないで、謎が増えて終わるという………えぇ。
これは続編があるということでしょうか。
「アルスの巨獣」を見終えて
ファンタジーな雰囲気が好みで見始めましたが、クウミがたくさんいたりミャアもたくさんいたり、人間が巨獣になったりと意外とSF風な作品でした。
ヒロイン・クウミの健気さに癒され、ミャアというカブリモノたちの謎に頭を悩ませながら最後まで楽しめたと思います。
ただ内容がめまぐるしくて、ついていくのがやっとという感じでした。
複雑な関係性と増えていく謎、問題の解釈もあまり得られないことから終始置いてけぼりをくらったかなというのが本音です。結局、ミャアも何者なのか分かりませんでしたね。
続編まで見れば謎も解決するのかもしれません。その時を気長に待ちたいと思います。
指輪で戦った後は元気そうに見えるのですが、クウミの寿命はもう大丈夫とみていいのでしょうか?
そこが分からなかったのが「心残り」です。
♦ドレスアップしたクウミのアクリルスタンドが可愛いです。
『アルスの巨獣』は、こちらで配信しています。
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