リコリス・リコイル 第11話【とある女性との会話から見える吉松の思惑。ラストでたきなに惚れる!】アニメ感想
千束(ちさと)とミカは、囚われた吉松を助けに旧電波塔へ向かいます。情報量の多い第11話です。
第11話「Diamond cut diamond」
今回のタイトルの「Diamond cut diamond」は、日本語で「知恵を使った互角の好勝負」という意味です。
11話ラストまで見ると、このタイトルの意味が分かります。
たきなの違和感
たきなは、延空木強襲の実行隊編成名簿に「錦木千束」の名前を見つけ、何か違和感を感じます。さらに、喫茶リコリコが閉店していることを知ります。
たきなの行動が、とても大事な第11話です。
暴かれたリコリス
たくさんの血まみれのテロリストの遺体のそばにリコリスの少女達という、言い逃れのできない状態をテレビで流され、ハメられたような形となったDA。
真島の策略によって、日本国民にリコリスの存在が暴露されてしまいました。リコリスの制服を着た少女達が注目されます。
制服がキーとなったこの真島の策略。ただ、制服でバレるなら私服でまぎれればいいじゃないと思ったのは、私だけではないはず。
旧電波塔再び
千束は、吉松を助けに旧電波塔へと到着。
千束と真島にとって、旧電波塔は10年前の因縁の場所です。真島としては、負けてしまったこの旧電波塔に千束をおびき寄せたかったのでしょうか?
真島の能力
真島は、音の響きで空間を把握する能力の持ち主。相手の動きを見て銃弾をよける千束にとって、暗闇だと不利な相手。さすがの千束も苦戦します。
吉松はどこへ?
今回の話で一番の謎は、人質になっていた吉松が、助けに来た千束に何も言わずに消えてしまったことです。
真島も千束に夢中で何も言わないし、どういうことなのでしょう。真島にとって、吉松がいなくなるのは想定内ということなのでしょうか?
千束とたきなの約束
↓下↓は第8話で、真島が千束の家に侵入したことを心配した たきなとの取り決めです。
「私からの電話は3コール以内にでること。でない場合は、危険と判断して、次のワン切りですぐに向かう通知とする」
「リコリス・リコイル」第8話より
千束と真島の戦いの最中、おそらく吉松の物と思われるスマホに、コールが3回、そして1拍おいてのワン切り。
こ、これは…。まさかこのピンチであの約束が生きてくるなんてっ!!
かっこよすぎる登場
千束も大好きダイ・ハードばりのカッコイイ登場のたきなに、テンション上がった人は多かったと思います。
たきながヒーローなのは間違いないです。ラストの、対峙する千束&たきなVS真島はいいですよねえ。
まさに「Diamond cut diamond(知恵を使った互角の好勝負)」でした。
人工心臓の製作者
川辺楓
クルミの調べで人工心臓の製作者が、アランチルドレンの川辺楓という女性だと分かります。
アラチルは、才能を世界に届けなければならない。それは、千束以外の人物にも言えることです。
楓にとって、千束に人工心臓を使ってもらえれば、この人工心臓で才能を世界に届けられるような気がするのですが…。それをふまえて2人の会話も聞いてみると。
吉松と楓の会話
こちらは、カメラを通して見た2人の会話です。
吉松「少女の命ひとつで、あなたの才能が結実(けつじつ)するなら安いだろう」
楓「その子にこれを。救ってあげて」
吉松「君が心配すべきは、これからの幾多の???だ」
「リコリス・リコイル」第11話より
「結実」は良い結果が得られるという意味です。???は上手く聞き取れませんでした。無念。
まとめ
吉松の思惑
吉松に、ほかにも気にしているアラチルがいることが分かりました。川辺楓の才能も世界に届けたいなら、千束に人工心臓を使ってもらいたいはずなんですよね。
千束に殺しの才能を開花してもらいたい。しかし、人工心臓に細工をして千束は余命2カ月に。じゃあ、どうして吉松は新しい人工心臓をわざわざ受け取りに行ったのか。
吉松は、千束の心臓を替える準備を整えていたと考えられます。吉松にとって一番大事なのは、才能を世界に届けることですので、まだ何か隠していそうですね。
消えてしまった吉さんは、どこに行ったのでしょう。
反撃開始
再会した千束とたきな。揃った2人は強いですよっ!まだ日本にいたミズキとクルミも向かっていますし、次回は反撃開始です!ミカがどうしているのかも気になります。
リコリス・リコイルも、あともう2話。寂しいですけど、第12話を楽しみに待ちましょう!
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