リコリス・リコイル 第9話【余命2カ月…千束がアランチルドレンに選ばれたワケ、10年前のあの日について】アニメ感想
前回、姫蒲(ひめがま)によって人工心臓をいじられてしまった千束(ちさと)。緊迫した たきなの救出シーンから始まります。
そして、10年前の千束の手術についても語られました。
第9話「What’s done is done」
今回のタイトルの「What’s done is done」は、覆水盆に返らず、つまり、もう済んでしまったことは仕方がないという意味です。
察するに、千束の心臓のことを意味していそうですよね。
余命2カ月
姫蒲の電気ビリビリを受けた千束は、人工心臓の機能を壊されてしまい、充電できなくなり余命2カ月に…。
殺しの使命を果たさない千束に、思った以上に残酷な仕打ち。ひどいよ吉松さん。
生きても20歳まで
アラン機関の人工心臓でさえ、もって20歳までしか生きられない。それを知っていた千束。死へのカウントダウンを感じながら生きるというのは、とても辛いものです。
さらに早まり、あと2カ月なんて、千束は本当はどう思っているのでしょう。
何ごっこ?
今回、一番笑ったシーンは千束の一言「何ごっこ?」でした。遊びたい盛りの子供のようなセリフ。
季節外れのおしゃれをして、喫茶リコリコに来た たきなに「何ごっこ?」って、千束の頭の中が見てみたい。
シリアスな回とか関係ない千束は、やっぱり無敵ですね。それと、8話にいたロボリコちゃんがいなくなってて、ちょっと寂しいでした。
たきなの想い
第1話では、味方に向かって銃を撃つ問題児のように描かれていた たきなでしたが。
今では、「どうにかして千束を助けたい」という、たきなのまっすぐな想いは、リコリコのキャラの中で、一番よく分かります。
たきなは感情のあまりない子かと思っていたけど、だんだんと身近になっていたんですね。千束の影響もありそうです。
囚われの吉松
千束の大事な人認定された「吉さん」こと吉松が、ラストで真島に捕まってしまいました。
真島に捕まってしまった吉松が、持っていたスーツケースの中身も気になります。慕っている吉松を人質に取られた千束は、どう動くのでしょう。
あれ? 延空木がラストバトルかと思っていたけど、そうじゃない、の?
10年前の出来事まとめ
千束がアラチルになった理由
千束の「殺しの才能」を認定したのは吉松で、才能を売り込んだのはミカ。ただ、才能を「殺し」に限定しなくてもいいような気もしました。
ミカが吉松に千束の動画を見せた理由は分かりませんが、最初は、「すごい才能の子がいるよ」くらいのものだったのかもしれません。
ミカが千束に付いた理由
ミカが千束に付いて、一緒にDAを出た理由も、今回分かりました。
なんと、「吉松に頼まれたから」。もう、ミカが健気な乙女に見えてきましたよっ。
最初は吉松に頼まれて、任務と思って千束といたミカでしたが、次第に親子のような関係になり、千束の好きなようにさせたいと思い、殺しを強要しなかったようです。
ミカに頼んだ理由
ミカと吉松にとって、千束は娘のようなかけがえのない存在。だからこそ、吉松は信頼できるミカに任せたかったのかもしれません。
救世主
千束と会ってしまったことで、吉松の計画に狂いが生じます。
人を殺す才能を与えたつもりが、「救世主」と称したことで、吉松の想いとは反対に、千束には「人を助けたい」と決意させてしまいました。
2人の行き違いは、10年前から始まっていたんですね。
でも、千束にとって、この日から吉松は「探し人」となり、心の支えとなっていったと思うと、行き違いもよかったのかもしれないです。
まとめ
公式サイト変更
公式サイトのホームが変更されました。
見出しも「この日常には、ワケがある。」から「ふたりの時間、選びとる未来。」に代わり、ヴィジュアルも変更されています。
ふたりの時間はもちろん、千束とたきなですよねっ!ちょっとだけ、明るい未来が見えてきたような、そんな気がします。
別れの季節
9時から雪が降る。天気予報を信じている たきなは可愛いですね。
「リコリス・リコイル」は雪が別れを表わしているのでしょうか。ミカと吉松の別れも雪。そして、千束とたきなも。
千束が春を迎えられることを信じて、次回を待ちましょう!
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