江戸前エルフ【とある神社のご神体はぐうたらエルフ⁉な下町コメディ】アニメ感想
「江戸前」と打つと検索予測は大体「寿司」と出てくるんですね。
こちらは美味しいお寿司ではなく、美しいエルフのお話です。
江戸にエルフってどういうことなんでしょう?
江戸前エルフとは
「江戸前エルフ」は樋󠄀口彰彦さん原作の漫画です。
公式サイトより
2023年春アニメ作品。アニメーション制作はC2C。監督は安齋剛文さん。
【キャスト】小金井小糸/尾崎由香さん、エルダ/小清水亜美さん、桜庭高麗/相川遥花さん、小金井小柚子/関根瞳さん
あらすじ
東京都中央区月島。
400年以上続く「高耳神社」の15代目の巫女となった小金井小糸(こいと)は、今日も神社に祀られたご神体・高耳毘売命(タカミミヒメノミコト)の声を聞く。
ー巫女よ巫女よ、我が声が聞こえるかー
ー我にレッド〇ルを捧げよー
エナジードリンクを所望するご神体。
その正体は、日本に異世界召喚されて引きこもってしまったエルフのエルダなのでした。
おすすめポイント
何でエルフがいるの?
エルダは江戸時代の頃に徳川家康に召喚されたエルフです。何だか聖〇戦争でも始まりそうですね。
江戸時代からということでピンと来る方もいると思いますが、エルダは現在621歳。不老不死のエルフです。
引きこもエルフ
エルダは神社の本殿でゲームをしたりマンガを読んだり、アニメを見たりプラモを作ったり悠々自適に暮らしています。
ただし、本殿からは自らの意思で出ません。小糸が外に出ようと誘うと泣いて嫌がります。エルダと小糸のやり取りが見ていて楽しいです。
それでもエルダは神事をしっかりとこなし、月島の人々から慕われています。
公式サイトより
ちょっと切ない
普段はそんなエルダですが、大人になろうと背伸びをする小糸を見て「そんな急いで大人にならなくていい」と悲しそうな顔を見せることもあります。
たくさんの人々を見送ってきた621歳のエルダらしい発言ですよね。
楽しい時もあれば、しっとりとした切ない雰囲気もあわせもった作品です。
江戸の豆知識が豊富
エルダが江戸時代から生きているため、江戸時代に流行った物やおまけの起源など豆知識を思い出話のように話してくれます。
「江戸前エルフ」を見ていれば、いつの間にか知らず知らずのうちに江戸時代に詳しくなること間違いなしですね。歴史好きの方にもおすすめです。
エルダの声が小清水亜美さんということで、ちょっとダウナーというか大人げない大人な役がハマる方なので演技もとても楽しみにしています。
小清水さんが演じた「リコリス・リコイル」の中原ミズキも「たった一言」の威力が抜群でした。
ぐうたらなエルダにいつも呆れている小糸ですが、エルダの美しい顔にドキッとするようなほんのり百合風味もあります。
まったり&だらしない面白さ&江戸の歴史&百合&ちょっぴり切ないと、いろいろな角度から楽しめる作品となっています。おすすめです。
♦PV
♦エルダのだらしない生活が描かれたコミックはこちらから。
♦全巻購入特典は描き下ろしポストカードです。かわいい。
『江戸前エルフ』は、こちらで配信しています。
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