アルスの巨獣 8話【クウミたちの存在理由&クウミの謎】アニメ感想
第8話はクウミの過去について語られました。
クウミの過去は分かったのですが、もっと謎が深まったような……1クールで解決するんでしょうか。こっちが心配になる、そんな第8話でした。
第8話「同一性の証明」
実験体の存在理由
クウミたち実験体は、巨獣を滅ぼし人間の天下を取り戻すために人工的に造られた兵器として生み出されたようです。何とも身勝手な理由ですね。
実験体たちが呪文のように口にする言葉があります。
「死は救い、栄光、幸い、完成」
研究所しか知らない実験体に死は恐れるものではない、素晴らしいことと暗示をかけているようで恐ろしいです。
クウミは他の実験体と違い、自我がはっきりしていて怖いという感情が最初からあるようでした。
公式サイトより
研究所員のジークという青年は、クウミを連れて研究所を脱出しようと試みます。ただ、なぜジークがクウミだけを連れて逃げたのか理由が分からなくて、もうちょっと詳しく知りたかったです。
失敗に終わった脱走でしたが、ジークが最期に残した「光」という言葉がクウミを死の呪縛から解き放ち、アルスの巨獣の第1話へとつながりました。
クウミの謎
クウミが実験体で研究所にずっといたのなら、叔母と住んでいたというクウミの発言の謎が残ります。「二十と二番目のクウミ」という2つ名は誰がつけたのでしょう?クウミの元となった人物の記憶?
実験体に「死ぬ必要はない」と説得したクウミですが、逆に私とお前は違うと実験体を追い詰め、力を暴走させてしまいました。
公式サイトより
実験体が死ぬ間際に見た手を差し伸べた女性の幻は、私にはトオカのように見えました。まさかクウミの元になった人物は、ジイロの亡くなった妻トオカなのでしょうか?
だとしたら、クウミがトオカの夫だったジイロに惹かれるのも分かる気がします。
今回1番驚いたのは、巨獣の力で最強そうなのに簡単にジイロに負けてしまうファザードです。敵側なのですが、弱すぎてちょっと応援したくなりました。
公式サイトより
約束の指輪の正体も分からないですし、まだ点と点はつながりませんがそろそろ物語も佳境です。
どんな真相が明かされるのか楽しみに待ちたいと思います。
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