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恋愛フロップス 最終話【ラストは愛の記憶の中へ。まさかのハーレムエンド⁉】アニメ感想

ついに恋愛フロップスも最終話となりました。

 

現実世界の愛(AI)の暴走を止めるため、朝(あさひ)たちは仮想世界へと入りましたが、アメリアたちが犠牲になって先へと進みます。

 

どんな結末を迎えたのでしょう。

 

 

第12話「せめてパンツくらいはいたらどうだい?」

愛と愛生(あおい)

アメリア、イリーナ、モンファ、カリンからのバトンを受け取って、朝(あさひ)がたどり着いた先にいたのは愛生(あおい)でした。

愛の姿はありません。愛は愛生(あおい)の心の中。愛と愛生(あおい)は完全に同化してしまったようです。

 

朝(あさひ)は、愛生を通して愛の記憶へと入ります。

 

愛の記憶

愛の記憶は中学3年のクリスマスの頃。受験勉強まっただ中の朝(あさひ)と推薦組の愛。口ゲンカしながらも2人はとっても仲良しですね。いい雰囲気。

しかし、その雰囲気も愛の病によって壊れていきます。

 

愛の病はおそらく脳の病気で、医者も対処できないほど進行していたようです。もう春を迎えるのは難しいと、医者から告げられます。

 

それなのに、愛は朝(あさひ)に病気のことを隠して、春に一緒にを見に行こうと約束しました。愛にとって生きるための目標のようなものだったのでしょう、切ないですね。

「桜」というワードは、恋愛フロップス、特に愛生(あおい)にとってとても大事なものでした。

 

第1話では、愛生は桜の下で朝(あさひ)に告白。第7話では夏の夜桜の下で告白愛が初めて登場したのもこの時です。

 

そして最終話で、朝と愛がお互いに告白したのも桜の下

サヨナラを告げたのも桜の下となりました。現実では死を受け入れられなくて、別れを言えなかった2人。仮想世界だとしてもサヨナラを伝えられてよかったですね。

 

愛と愛生にとって、は朝(あさひ)との約束の場所であり、1番素直になれる場所なのかもしれません。

 

数年後

そして時は流れ、桜咲くころ、大学生になった朝(あさひ)が登場します。

 

高校でできた友達とも仲がよさそう。愛の死の悲しみを乗り越えて、高校を卒業したようです。

 

今日は愛の命日だったのでしょうか。友人の誘いを断り、朝(あさひ)は愛のお墓参りへ。朝にとって愛は今でも大事な人に変わりない。

 

朝が帰宅すると、人でも入りそうな4つのダンボールが届いていました。

 

中から出てきたのはアメリア、イリーナ、モンファ、カリンの4人。AIを移植して仮想世界から現実世界にやってきたのです!

 

仮想世界で負けたらAIの記憶も消去されると思ってましたが、そうではなかったようですね。

 

4人とも仮想世界の時より、朝(あさひ)にくっついて離れようとしません。死地を乗り越えて、前以上に朝への好感度が上がっちゃってます。

 

そして、愛生(あおい)だけはダンボールではなく、玄関からやってきました。幼なじみの愛も、そうやって遊びに来ていたからなのでしょうか。

 

愛生の中に、今も愛がいるのだと何となく伝わるシーンです。

 

これからの朝(あさひ)の大学生活は本当にギャルゲーみたいになりそうですよね。恋愛ゲームでいうところのハッピーエンドならぬ、ハーレムエンドでしょうか。

 

何て言ったの?

私には1つ気になるシーンがあります。

 

記憶の中で、幼い朝と愛が桜の木に登ってある約束をします。

 

愛「大きくなったらここで、○○○○○○○○。約束よ」

 

残念ながら、その約束が何なのか○○○○○○の部分が聞こえず、口の動きしか分かりません。あれは何と言っているのでしょう。

 

約束を交わした後、朝(あさひ)のほっぺに愛がキスをするので、「告白しようね」とか「結婚しよう」とかそういう感じなのですかね。

 

「告白しよう」なら、その約束は仮想世界の中で叶えられたことになるのですが、真相は2人にしか分からないです。

 

恋愛フロップスを最後まで見て

第1話から6話までは、下ネタばかりで文章にしにくくて、感想書くのも途中でやめてしまったのですが、振り返ってみると下ネタの中にもいろいろと「愛」の記憶の布石が隠されていたのですよね。

 

もうちょっとちゃんと見とけば、でも下ネタだから真面目に見れない……。なんで下ネタ多めにしたんだ~!と、ちょっと恨めしく思ったりもしました。

 

そして変革の第7話。ここで急展開を迎えて、下ネタアニメから脱皮。今まで見てなかった方たちも見始めて、私の感想もたくさんの方が見てくださったようで本当にありがとうございました。

 

「もっときちんと考察して伝えたかった」というのが私の心残りです。また、こういうオリジナルアニメで考察できる作品があったら、感想書きたいと思います。

 

そして第8話からは、現実の世界へと戻ってきました。愛という少女、そして愛と朝(あさひ)の物語へと入っていきました。

 

愛、愛生(あおい)、AIの愛、アメリアたちもAI、実は仮想世界と、ちょっとまぎらわしい部分も段階に分けてとてもわかりやすく説明されていて、非常にうまい構成でしたよね。

 

結果的にハーレムエンドのような終わり方でしたが、すべて愛の記憶を受け継いだAIの女の子たちなので、これは愛とのハッピーエンドということなのかな?

 

最初から最後まで、いろんな意味で振り回されたアニメでしたが、そこがまた面白かったです。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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