吸血鬼すぐ死ぬ【バンパイアハンターと吸血鬼のコンビ⁉ 変態が多いけど、いつの間にかクセになる面白さ】アニメ感想
吸血鬼って強そうですよね。
吸血鬼モノといえば、漫画やアニメ、海外のドラマや映画にしても、バンパイアハンターが吸血鬼と戦って平和を取り戻すみたいな内容のものが多いです。
しかし「吸血鬼すぐ死ぬ」の吸血鬼はタイトル通り、吸血鬼がすぐ死んでしまったり曲者ぞろいだったりでちょっと違っています。
この作品は吸血鬼と戦うというよりも、吸血鬼たちとのちょっと変わった日常を描いた作品です。
『吸血鬼すぐ死ぬ』とは
あらすじ
吸血鬼退治人(バンパイアハンター)のロナルドと、すぐ死ぬ吸血鬼ドラルクのコンビを中心とした、吸血鬼やハンターなどの ちょっと変わった人々を巻き込んだ 笑いたっぷりのドタバタコメディです。
作品の概要
「吸血鬼すぐ死ぬ」は、盆ノ木至さん原作の漫画です。少年チャンピオンで連載されています。
2021年秋に1期、2023年冬に2期がアニメ化。アニメーション制作はマッドハウス。監督は神志那弘志さん。
公式サイトより
【キャスト】ロナルド/古川慎さん、ドラルク/福山潤さん、ジョン/田村睦心さん、ヒナイチ/日岡なつみさん、半田桃/松岡禎丞さん、フクマ/土岐隼一さん
おすすめポイント
吸血鬼すぐ死ぬ
タイトルにもなっているすぐ死ぬ吸血鬼は、ドラルクのことです。
公式サイトより
ドラルクは、少しどつかれたくらいでも死にます。あいさつ代わりに死にます。でもすぐに生き返ります。ドラルクがすぐ死ぬのは、鉄板ネタのようなものと化しています。
吸血鬼が変態
吸血鬼といえば、一般的に人間を襲う怖いイメージがありますが、このアニメの吸血鬼たちは変態が多くて怖さは皆無です。
たとえば、マイクロビキニを着せようと人間を襲う吸血鬼や強制的に野球拳をさせる吸血鬼、話すと全てY談になる催眠術をかける吸血鬼など……。
公式サイトより
ちょっと自分で書いててよく分からなくなりましたが、だいたい変態なので怖くないです。あ、違う意味での怖さはあるかもですね!
安定の掛け合いが面白い
ロナルドとドラルクの2人の会話は、まるで漫才を見ているように面白いです。幼稚なことを言い合っていることが多いですが、言い合いの返しが予想外で先が読めずにフッと笑ってしまいます。
公式サイトより
2人はボケもツッコミもできるので、突然ボケとツッコミが交代しても、違和感なく飽きるヒマを与えずに面白くなります。
ジョンが可愛い
ドラルクの使い魔のアルマジロのジョンには、いつも癒されます。
公式サイト より
ただ可愛いというだけではなく、ジョンはとてもいい子で、ロナルドたちの激しい掛け合いが続いてもジョンが「ヌー」と鳴くと、一瞬で場が和むのは不思議です。
ジョンだけ癒しの動物動画から出てきたみたい。ジョンは使い魔ですので、1人でおでかけだってできます。おでかけ姿も可愛いです。
公式サイトより
2期からでも楽しめる
登場人物たちが早口なのでストーリー展開がとても早く、疾走感があってそれでいて細かく笑わせてくれます。
1期目から見たほうが分かりやすいですが、バンパイアハンターのロナルドと吸血鬼ドラルクがコンビを組んでいるということを知っていれば、2期からでも楽しめます。
基本1話完結(30分で1~3本ほど話がある)で分かりやすい見た目のキャラも多く、2期からの新キャラも登場するので、他の作品よりもなじみやすいかと思います。
2期でオススメな話は3話です。新キャラの編集者サンズが登場します。
サンズはロナルドの書いた本の大ファンなのですが、ロナルドを前にすると緊張してド直球な下ネタで告白してしまうという、なかなかの変人キャラで面白かったです。
公式サイトより
私はこのアニメを1期から見ているのですが、1期の第1話を見た時は面白さが分からず、いまいちピンとこなかったでした。
しかし、途中からこの作品の良さが分かってきました。もしかしたらじわじわ面白くなる作品なのかもしれません。
「吸血鬼すぐ死ぬ」は、ストーリーを気にせずにどの話からでも楽しめます。
なので、ちょっと落ち込んだ時や悲しい時に、ランダムに見ても大笑いできる元気をもらえるアニメだと思います。
興味のある方はぜひご覧ください。オススメです!
♦ロナルドとドラルクの楽しい掛け合いは、こちらのコミックでお読みできます。
『吸血鬼すぐ死ぬ2』は、こちら↓のサイトで配信しています。
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